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「今日も楽しかったね」夫と浮気していた親友。開き直った親友の信じられない言い訳

スマホを裏返して置くようになった彼
付き合いが少し落ち着いてきた頃から、彼の様子が小さく、けれど確実に変わっていった。一緒にいるときも、スマホを必ず画面が下になるようにテーブルに伏せて置く。それまでは無造作にこちらを向けて転がしていた人だっただけに、その些細な動作の変化に妙に引っかかるものがあった。
夜にかかってきた電話には「仕事の連絡」と短く言って席を立ち、廊下まで出ていく。戻ってきたときに口元だけ笑っていて、目だけは少し固まっていた。問いただしても「考えすぎだよ」と軽くいなされて、こちらが小さくなる流れが続いた。
彼がシャワーに入った夜、ローテーブルの上のスマホが短く光った。覗くつもりはなかったのに、ロック画面に通知のプレビューがそのまま表示されていた。見知らぬ女性らしき名前で、こう書かれていた。
「今日も楽しかったね」
体の温度が一気に下がった。問い詰めると、彼は最初こそ「ただの友達」「相談に乗っていただけ」と苦しい言い訳を並べた。それでも私が黙って待っていると、しばらくしてから声のトーンを変えてこう言った。実は気になる人ができたのだ、と。
名前を聞いて頭が真っ白になった。相手は数ヶ月前、私が「面白い子だから紹介するよ」と二人を引き合わせた、私の親友だった。
会いに行った先で出た開き直りの一言
その日のうちに、私は親友のほうにも連絡を入れた。最初は「えっ、何の話?」としらばっくれていたものの、こちらが彼の名前と通知の文面を出した瞬間、画面の向こうの沈黙が一段深くなった。会って話そうと持ちかけて、近くのカフェで席に着いた。
テーブル越しに座った彼女は、化粧も服装もいつもと変わらない様子で現れた。怒りをぶつける覚悟で来た私に、彼女は謝罪の言葉を口にしなかった。それどころか少し笑って、こう続けた。
「彼の方からアプローチしてきた」
悪いのは自分ではない、という顔だった。話を進めると、彼女はカップを置き、こちらの目を見たままで止めの一言を放った。
「あなたとは合わないと思うよ」
背筋が一気に冷えた。彼を奪ったことではなく、何年も信頼してきた友達の顔の奥に、こんなにも軽い表情が貼り付いていたという事実のほうに凍りついた。
私はその場で席を立ち、彼にも親友にも別れと絶縁を伝えた。気が動転する前に、自分の連絡帳から二人の番号を同じ夜のうちに削除した。
残ったのは、紹介した夜の自分の声と、笑い合った写真の数枚だけだった。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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