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「聞いてないとか無能かよ」朝礼前のフロアで晒し者にしてきた上司。だが、他の上司と3人で面談した結果

「確認不足」を繰り返し言われ続けた日々
社内のチャットツールで仕事を進めるのが、うちのチームの基本ルールだ。
口頭で伝えたことはあとで必ずテキストに残す。そう取り決めていた。そのルールがある以上、「聞いていなかった」という話にはならないはずだった。
ところが直属の課長は、自分に都合が悪くなると「言ったよな?」と部下を晒し者にする癖があった。
最初の一回は私の聞き逃しかと思った。二回目は「そういう人なのかもしれない」と飲み込んだ。
三回目からは、証拠を積むことに決めた。
あの朝もそうだった。先週の打ち合わせで確認が取れていた取引先への提案内容が、いつの間にか「変更になった」と言われた。
私に届いた連絡は一切なかった。
「聞いてないとか無能かよ」
課長は朝礼前のフロアで、他の社員も耳に入る声でそう言い放った。
理不尽だと思いながら、その場では黙って聞いた。でも、私には記録があった。
チャット履歴を開いた瞬間
午前中に課長とその上司との三者の場が設けられた。「連絡の齟齬について確認しよう」という名目だった。
私はノートパソコンやスマホを持参し、チャットツールの履歴を画面に出した。先週の打ち合わせ後に課長が送った内容、私がその日のうちに確認の返信をしたやり取り、そして変更の連絡が届いていないことがはっきり見える一連のログ。
画面を開いて数秒、誰も口を開かなかった。
「聞いてなかったって本当なのか」
課長が口を開くより先に、私は静かに答えた。
「変更の連絡は届いていません。先週の確認内容はここに残っています」
上司が画面を見た。課長が画面を見た。しばらく沈黙が続いた。課長は「確認が漏れていたかもしれない」と低い声で言い、それ以上何も続けなかった。
上司が「今後は変更があれば必ずチャットで全員に共有するように」と短く締めた。場が終わるまで課長は一度も私と目を合わせなかった。
その日の午後、課長から「さっきは確認が取れていなかった。今後気をつける」と短いメッセージが届いた。
謝罪とは少し違う文面だった。それでも、そこに書いてある事実は変わらない。
証拠を残しておいてよかった。感情をぶつけずに、ただ事実を出すだけでよかった。あの沈黙が、じわじわと体に沁みてきた。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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