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「10人から、150万円ほど借りてる」知人からの相談で発覚した義母の借金。家族全員で整理した結果

「10人から、150万円ほど借りてる」知人からの相談で発覚した義母の借金。家族全員で整理した結果
知人からかかってきた、一本の電話
義父が亡くなってから、義母はひとりで暮らすようになりました。
もともと家計のことは義父に任せきりだったようで、妻が「困っていることはない?」と聞いても、「大丈夫よ」と笑うばかりでした。
ただ、しばらくすると、家には通販で買った日用品や衣類が少しずつ増えていきました。必要なものなのか聞いても、「安かったから」「そのうち使うから」と返されます。
私も気にはなっていましたが、婿の立場でお金のことまで細かく尋ねるのはためらわれ、そのままになっていました。
そんなある日、私の携帯に、義母とも以前から付き合いのある知人から電話がかかってきました。
世間話のあと、相手は言いにくそうに切り出しました。
「実は、お義母さんに少しお金を貸していてね。返してほしいと急かすつもりはないんだけど、家族は知っているのかなと思って」
私は驚きました。妻からも、義母がお金に困っているという話は一度も聞いていなかったからです。
「教えてくださってありがとうございます。一度、本人に確認します」
電話を切って妻に話すと、妻も初耳だったようで、しばらく黙り込んでいました。
一つずつ、借りた相手を確認していった
その週末、妻と一緒に義母の家へ行きました。
最初は「少し借りただけよ」と話していた義母でしたが、妻が「怒るために来たんじゃないから、全部教えて」と伝えると、少しずつ事情を話し始めました。
義父が亡くなったあと、税金や光熱費、日々の生活費をどう管理すればいいのか分からず、足りなくなるたびに身近な人から数万円ずつ借りていたそうです。
さらに、気持ちが落ち込むたびに通販で買い物をしてしまい、その支払いで生活費が足りなくなることもあったといいます。
妻が紙に名前と金額を書き出していきました。
近所の人、昔の勤め先の知人、親戚。本人の記憶だけでは曖昧なところもあり、通帳や手帳を見ながら確認していくと、借りていた相手は全部で10人ほど、金額は合わせて約150万円になりました。
「こんなに増えてるとは思わなかった」
義母は紙を見ながら、うつむきました。
私たちはまず、義母の預貯金や毎月の収入、支出を一緒に確認しました。使っていない物や契約も整理し、すぐ返せる分と、少し時間をかけて返す分に分けました。
貸してくれた人には、義母本人と妻から事情を説明しました。私も付き添い、返済の時期について一人ずつ相談しました。
中には「急がなくていいよ」と言ってくれる人もいましたが、それに甘えず、決めた順番で少しずつ返していきました。
同時に、義母には通販の利用を控えてもらい、大きな支払いがあるときは事前に妻へ相談することにしました。
返済がすべて終わるまでには時間がかかりましたが、最後の一人に返し終えた日、義母は小さな声で言いました。
「もう、人から借りるのはやめる」
あの電話がなければ、家族が気づかないまま借金はさらに増えていたかもしれません。今は妻が定期的に義母の家計を確認しています。
お金の話は聞きにくいものですが、何かおかしいと感じたときに見て見ぬふりをしないことも、家族として必要なのだと思った出来事でした。
※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代男性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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