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「え、見に来てるだけでしょ」授業参観で私語が止まらない母親たち。だが、先生が注意した時の態度に絶句

え見に来てるだけでしょ授業参観で私語が止まらない母親たちだが先生が注意した時の態度に絶句

春の参観日、教室の後ろに並んだ保護者たち

今年の春、子どもの授業参観へ行ったときのことです。

教室の後ろには20人ほどの保護者が並び、みんな静かに授業を見守っていました。

壁には子どもたちが作った図工の作品が飾られ、廊下側の窓からは春のやわらかな光が差し込んでいます。

普段、子どもが学校でどんなふうに過ごしているのかを見る機会はなかなかありません。

私も少し緊張しながら、教室の後ろから子どもたちの様子を見ていました。

先生が黒板の前で問いかけると、何人もの子が元気よく手を挙げます。

指された子は椅子から立ち上がり、少し言葉につまりながらも、自分なりに考えた答えを話していました。

「うん、よく考えたね」

先生がそう声をかけるたび、教室の空気が少しやわらかくなります。

子どもたちが一生懸命授業を受ける姿を見ながら、来てよかったと思っていました。

ところが、授業が半ばに差しかかったころです。

教室の後ろから、かすかな笑い声が聞こえてきました。

先生が注意しても、私語は止まらなかった

声のするほうを見ると、列の端にいた40代くらいの母親2人が、体を寄せ合って話をしていました。

手元のスマートフォンを一緒にのぞき込みながら、画面を指さしては小さく笑っています。

最初はすぐに終わるのだろうと思っていました。しかし、2人の会話はなかなか止まりません。

そのうち、先生が板書の手を止めました。

授業の流れをできるだけ遮らないように、後ろへ視線を向けて穏やかに言います。

「後ろの方、少し静かにお願いします」

教室の後ろが一瞬、しんと静まりました。

周りの保護者も何も言わず、前を向いています。私も、これで会話は終わるだろうと思いました。

ところが、2人のうちの1人が隣の女性に顔を寄せ、小さな声で言ったのです。

「え、見に来てるだけでしょ」

その言葉を聞いて、何とも言えない気持ちになりました。

周囲の保護者も気まずそうに視線をそらしています。誰かが注意するわけでもなく、窓の外を見たり、足元へ目を落としたりしていました。

私も「もう少し静かにしてもらえませんか」と言えればよかったのかもしれません。

しかし、子どもたちが授業を受けている教室で新たなやり取りを起こすことにもためらいがあり、結局何も言えませんでした。

少しすると、また後ろから声が聞こえてきます。

「この前の旅行の写真、見て」

先生から注意されたあとも、2人のささやき声は完全には止まりませんでした。

先生はそれ以上注意することなく、子どもたちの発言を一つひとつ拾いながら最後まで授業を進めていました。

やがてチャイムが鳴り、参観は終了しました。

廊下へ出ると、先ほどの2人は何事もなかったように話しながら階段を下りていきます。

授業参観は、保護者同士で話をするためではなく、子どもたちが普段どんなふうに授業を受けているのかを見る時間のはずです。

先生がやんわり注意してもなお会話を続ける姿を見て、ほんの少し周囲への配慮があればいいのにと、最後までモヤモヤが残った出来事でした。

※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代男性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています。

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。

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