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「ちゃんと休めてます?」職場で気にかけてくれた同僚。だが、少しずつ距離を整えた理由

相談したことを、気にかけてくれていた
仕事で少し迷っていた時期、同じ部署の同僚に相談したことがありました。
相手は以前から面倒見がよく、困っている人を見つけると声をかけるタイプです。
私の話も最後まで聞いたあと、「また何かあったら言ってください」と言ってくれました。
ありがたいと思う一方、その日を境に、少しだけ会話が増えていきました。
「昨日の件、大丈夫でした?」
最初は仕事の確認でしたが、何度か話すうちに、休憩時間には休日の過ごし方や家族のことも聞かれるようになりました。
「最近疲れてそうですけど、ちゃんと休めてます?」
どうやら相手は、私が仕事のことでかなり悩んでいると思っていたようです。
相談された以上、少し気にかけておいたほうがいい、と考えてくれていたのでしょう。
悪意がないことは分かっていました。ただ、私はもともと職場で私生活の話をあまりしないタイプです。
しかも同じ部署で、これからも一緒に仕事をする相手でした。せっかく心配してくれているのに、「そこまで聞かないでください」と言うのも少し大げさな気がして、曖昧に答えていました。
そんなある日、退勤時に会社を出ると、少し前を歩いていた彼が振り返りました。
「駅まで、一緒に帰りませんか」
偶然帰る方向が同じだったこともあり、その日は並んで駅まで歩きました。
ところが、それが何度か続くようになりました。
私が帰る準備をしているのを見かけると、「そろそろ帰ります?」と声をかけてくれるのです。
本人としては、一人で悩ませないようにという気遣いだったのだと思います。ただ私にとって、仕事が終わったあとの時間は一人になれる貴重な時間でした。
親切だと分かっているからこそ、少し困っていました。
少しずつ、自分のペースに戻した
そこで私は、急に態度を変えるのではなく、自分の過ごし方を少しずつ伝えることにしました。
帰り際に声をかけられた日は、
「ありがとうございます。でも今日は一人で寄り道して帰ります」
と答えました。
別の日には、休憩中に私生活の話になったところで、
「私、会社ではあんまり家の話をしないんですよ」
と笑いながら伝えました。
それでも最初のうちは、何度か「一緒に帰ります?」と声をかけられました。私はそのたびに、予定がある日は別々に帰り、仕事の相談も必要なことだけに絞るようにしました。
しばらくしたころ、相手から少し遠慮がちに聞かれました。
「もしかして、俺ちょっと構いすぎました?」
私はそこで初めて、
「気にかけてもらったのは本当に助かりました。ただ、帰りは一人でぼーっとしたい日が多くて」
と伝えました。
彼は少し驚いたあと、「なるほど。それなら先に言ってくださいよ」と笑いました。
それからは、必要以上に私生活を聞かれることも、一緒に帰ろうと毎回声をかけられることもなくなりました。
今でも仕事で困ったときには相談しますし、相手も変わらず親切です。
ただ、親切に感じる距離は人によって違います。相手に悪気がなくても、自分が少し疲れているなら、無理に我慢し続けなくてもいいのだと思いました。
大げさに拒絶しなくても、「ここまでは大丈夫」「ここからは一人でいたい」と伝えるだけで、関係がちょうどよくなることもあります。
今はそんな距離で、無理なく一緒に働いています。
※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代男性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています。
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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