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「後ろにも並んでるのに、全部買うの?」限定ドーナツを買えなかった私。だが、店員の優しさに救われた瞬間

「後ろにも並んでるのに、全部買うの?」限定ドーナツを買えなかった私。だが、店員の優しさに救われた瞬間
限定ドーナツを目当てに並んだ朝
休日の朝、私は近所のドーナツ店を訪れました。
お目当ては、その日から販売が始まった期間限定のドーナツです。
店頭に並ぶ数が限られていると聞き、開店直後を狙って来たのですが、すでに売り場には列ができていました。
それでも、ショーケースにはまだ十数個ほど残っています。これなら買えそうだと安心し、私はトレーとトングを持って順番を待ちました。
ところが、私のすぐ前にいた客が限定ドーナツの前で立ち止まると、残っていた商品を次々とトレーへ移し始めたのです。
ひとつ、ふたつと取る手は止まらず、最後には棚にあった限定ドーナツをすべて取ってしまいました。
私の後ろには、同じドーナツを目当てにしているらしい人たちが何人も並んでいます。しかし、その客は後ろを気にする様子もなく、山盛りになったトレーを持ってレジへ向かいました。
「後ろにも並んでるのに、全部買うの?」
思わず小声でつぶやくと、後ろからも残念そうなため息が聞こえてきました。
購入数の制限は掲示されていなかったため、その客が店の決まりを破ったわけではありません。
それでも、早起きして並んだだけに、目の前で一つ残らずなくなってしまったことが悔しく感じられました。
店員が確認してくれた次の焼き上がり
仕方なく別のドーナツを選ぼうとしていると、売り場にいた店員が私たちの様子に気づきました。
「限定商品をご希望でしたか?」
私がうなずくと、店員は厨房へ行き、何かを確認してから戻ってきました。
「次の分が20分ほどで焼き上がる予定です。数に限りはありますが、こちらに並んでいるお客様から順番にお取り置きできます」
その言葉に、私は思わず顔を上げました。
店員は次の焼き上がり数を確認し、その場に並んでいた人たちへ順番に希望個数を聞いていきました。
全員が受け取れるよう、一人あたりの個数も調整してくれました。
私は一つだけ取り置きをお願いし、指定された時間に再び店を訪れました。今度は無事に限定ドーナツを受け取ることができました。
最初の客が店のルールに反していたわけではありません。それでも、後ろに並ぶ人のことを少しだけ考えてくれてもよかったのではないかという気持ちは、今も残っています。
そんな中で、状況に気づき、できる範囲で対応してくれた店員の心遣いがうれしく感じられた出来事でした。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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GLAM Lifestyle Editorial
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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