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「期限切れだ、今すぐ店長を呼べ」製造時刻を消費期限と勘違いした客→説明後も引かなかった結果

深夜のレジで始まった確認
半年前、仕事帰りに立ち寄ったコンビニでのことです。
時刻は午後11時半を過ぎていました。
店内にいる客は少なかったものの、レジには私を含めて三人ほどが並んでいました。
私の前にいたのは、二十代くらいの男性です。手には、おにぎりとペットボトルのお茶を持っていました。
店員がおにぎりのバーコードを読み取ろうとしたとき、男性が突然、その手を止めました。
「ちょっと待て。これ、期限が切れてるだろ」
男性は、おにぎりのラベルを指で何度もたたきました。
若い店員は商品を受け取り、印字を確認します。
「確認いたしますので、少々お待ちください」
しかし、男性は納得しません。
「もう時間を過ぎてるじゃないか。こんなものを普通に売ってるのかよ」
店員がもう一度ラベルを確認しようとすると、男性は声をさらに大きくしました。
「期限切れだ、今すぐ店長を呼べ」
店内にいた客たちが、驚いてレジの方を見ました。私の後ろに並んでいた女性も、困ったように目を伏せています。
見ていたのは製造時刻だった
ほどなくして、奥から店長が出てきました。
店長は男性からおにぎりを受け取ると、ラベルと店内の時計を見比べました。
そして、男性が指していた部分を示しながら、落ち着いた口調で説明しました。
「こちらの午後3時という表示は、消費期限ではなく製造時刻です」
そのすぐ下には、翌日の午前5時が消費期限として印字されていました。
午後3時に作られたという表示を、男性は午後3時までの期限だと思い込んでいたようです。
店長は続けました。
「消費期限までは、まだ時間がございます。ただ、ご心配でしたら会計から外します」
男性はしばらくラベルを見つめていました。自分の勘違いに気づいたようでしたが、素直に引き下がることはありませんでした。
「こんな書き方じゃ、普通は分からないだろ」
店長は言い返すことなく、製造時刻と消費期限の位置をもう一度説明しました。
「表示はそれぞれ項目名とともに記載されております。ご不要でしたら、こちらの商品はお戻しいたします」
男性はおにぎりだけでなく、お茶もカウンターに置きました。
「もういい。こんな店では買わない」
そう言い残すと、そのまま店を出ていきました。
自動ドアが閉まると、店内には短い沈黙が流れました。
若い店員は商品の状態を確認してからレジの脇に移し、次の客だった私に「お待たせいたしました」と頭を下げました。
思い込みは誰にでもあります。しかし、間違いに気づいたあと、どのような態度を取るかで、その人の印象は大きく変わるのだと感じた出来事でした。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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