MENU

Share

HOME LIFESTYLE STORY COLUMN

「言わなきゃよかった」ブロックしても近づいてくる既婚男性に、私が身構えてしまった理由

「言わなきゃよかった」ブロックしても近づいてくる既婚男性に、私が身構えてしまった理由

交流サイトで知り合った人

もう何年か前のことです。私はある交流サイトで、少し年上の男性と知り合いました。

結婚している方で、はじめは趣味の話で盛り上がる、感じのいい相手でした。

やり取りを重ねるうちに、その人は私の住んでいる場所を気にするようになりました。車で一時間半ほどで行き来できる距離だと分かると、急に態度が変わったのです。

いろいろな知り合いのツテをたどって、その人は私の身の回りのことを、できる限り調べていたようでした。

話していないはずのことまで知っていて、私はぞっとしました。

最初のうちは、ただ話の合う相手だと思っていました。それだけに、私のことをそこまで調べていたと知ったときの落差に、余計に胸がざわついたのです。

断ってからのこと

ある日その人は、思いがけない頼みごとを口にしました。自分の高齢の母親の介護を、手伝ってほしいというのです。

知り合って間もない私に、なぜそんなことを頼むのか、理解が追いつきませんでした。丁重にお断りしましたが、その人は納得していない様子でした。

「言わなきゃよかった」

あとになって、私はその出来事を、そんなふうに振り返るようになりました。

距離を置きたくて、私はその人を交流サイトでブロックしたのです。

それでも近づいてくる

ところが、それで終わりではありませんでした。

その人は共通の知り合いを通じて、ブロックを解いてほしいと伝えてきました。

何度断っても、その人は少し形を変えて、また戻ってきます。強く拒めばいいと分かってはいても、相手が笑顔でいるぶん、それも簡単ではありませんでした。

私が運営を手伝っている集まりにも、その人は入ろうとしました。丁重にお断りすると、今度は別の名前で登録し直してまで、入り込もうとしてきたのです。

こちらが線を引いても、その人はいつも、するりとそれを越えてこようとします。強い言葉で責められるわけではないぶん、かえって薄気味悪さが募りました。

直接何かをされたわけではありません。それでも、断っても断っても近づいてくるその様子に、私はいつのまにか身構えるようになっていました。

今もふとした拍子に、あの頃のことを思い出します。こちらの気持ちに関わりなく距離を詰めてくる人がいるのだと、あらためて背筋が寒くなるのです。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、50代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

ほかの小説も読む

CHARACTERS

登場人物から探す

THEME

テーマ・シチュエーションから探す

ENDING

結末から探す

最も人気の短編小説

もっと見る >

スカッとする短編小説

もっと見る >

モヤモヤ短編小説

もっと見る >

ゾッとする短編小説

もっと見る >

LINEの短編小説

もっと見る >

実体験をもとにした短編小説

もっと見る >

恋愛トラブル

もっと見る >

ハラスメント

もっと見る >

金銭トラブル

もっと見る >

浮気・不倫

もっと見る >

仕事のトラブル

もっと見る >
ふと心に引っかかった「モヤモヤ」
思わず気持ちが晴れた「スカッと」
思い出しても背筋が凍る「ゾッと」

その感情を、物語にしませんか。
GLAMでは、あなたのリアルな体験エピソードを
お待ちしています。

応募フォームはこちら

PROFILE

GLAM Lifestyle Editorial

編集部

日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。

website
前の記事

「今度の花火、何時頃行く?」私だけ知らなかった花火の約束。メッセージから見えたママ友グループの残酷な真実

GLAM Lifestyle Editorialのすべての記事を見る

Gallery

SHARE !

この記事をシェアする

Follow us !

GLAM公式SNSをフォローする

Feature

特集記事

Ranking