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「はみ出していますか?」隣人の車が敷地を越えてきてしまった。だが、話し合って気づいた勘違いとは

はみ出していますか隣人の車が敷地を越えてきてしまっただが話し合って気づいた勘違いとは

隣の車が少しずつ近づいてきた

結婚して間もない頃、郊外の一戸建てに引っ越しました。

わが家と隣家の駐車スペースは横に並んでおり、間にフェンスはありません。

コンクリートの色もほとんど同じで、境目には細い砂利の帯があるだけでした。

住みはじめて半年ほど経った頃から、隣の車がわが家側へ寄って停められるようになりました。

最初はタイヤが砂利に少しかかる程度です。

しかし、しだいに車体の一部までこちら側にはみ出すようになりました。

「今日も近いね」

夫が窓の外を見ながら言いました。

隣の車が寄っていると、わが家の車の運転席側のドアを大きく開けられません。

荷物が多い日は、助手席側から乗り込むこともありました。

ここまでがうちだと思っていた

ある日の夕方、隣の方が車から降りたところで声をかけました。

「すみません。もう少しそちら側に停めてもらえますか」

隣の方は振り返り、足元を見ました。

「はみ出していますか?」

「タイヤがこちらに入っていて、車のドアが開けにくいんです」

そう伝えると、隣の方は不思議そうな顔をしました。

「でも、砂利のところまではうちだと思っていました」

隣の方が指したのは、駐車スペースの間にある砂利の帯です。

どうやら、砂利の端までが隣家の敷地だと思っていたようでした。

一方、私たちは砂利の中央あたりが境目だと思っていました。

「私たちも、はっきり説明を受けた記憶がなくて」

そう答えると、隣の方も困ったように首をかしげました。

前の住人が停めていなかった

話を続けるうちに、隣の方がそう思い込んだ理由が分かりました。

以前わが家に住んでいた人は、車を持っていなかったそうです。

駐車スペースには自転車が一台置かれているだけで、隣の方は長い間、少し広めに車を停めていました。

「前の人には何も言われなかったので、ここまで使っていいと思っていました」

隣の方は、砂利の端を指しながら言いました。

どうやら、敷地を使ってよいと正式に言われたわけではありません。

注意されない状態が続いたため、そこまでが自分の駐車スペースだと思い込んでいたようです。

「そういうことだったんですね」

私が言うと、隣の方は申し訳なさそうに頭を下げました。

「車を停める人が来たんだから、気をつけないといけなかったですね」

目印を置くことにした

その場で隣の方は車を少し動かしました。

わが家の車との間には、人が通れるほどの余裕ができました。

ただ、砂利だけでは今後も境目が分かりにくいままです。

そこで、お互いの駐車スペースにはみ出さない位置に、小さな植木鉢を一つずつ置くことにしました。

「これなら分かりやすいですね」

隣の方はそう言い、停め直した車をもう一度確認していました。

それ以降、隣の車がわが家側へ寄ることはなくなりました。

最初は、分かっていて停めているのだと思っていました。

しかし実際は、以前からの停め方と、分かりにくい砂利のせいで生まれた勘違いでした。

早めに話してみてよかったと思います。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。

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