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妻「この後輩の人と、どういう関係なの」→「ただの相談相手だよ」と言う夫の前に証拠を並べると状況が一変

妻「この後輩の人と、どういう関係なの」→「ただの相談相手だよ」と言う夫の前に証拠を並べると状況が一変
急に遅くなった帰り
結婚して十年。波風のない暮らしだと思っていた。それが少しずつ崩れ始めたのは、夫の帰りが急に遅くなった春先からだった。
「今月、残業が続いててさ」
夫はそう言いながら、スマートフォンを手放さなくなった。風呂にも持って入り、画面はいつも下向き。
私が近づくと、さりげなく裏返す。
違和感は、確信に変わっていった。上着のポケットから出てきた二人分のレシート。深夜に短く震える通知。ある夜、夫のスマホの画面に届いた一文が、目に飛び込んできた。
「昨日も楽しかったね、また会える?」
送り主の名前は、夫の職場の後輩だった。心臓が冷たくなったけれど、私は声を上げなかった。
並べた事実
その夜から、私は感情を脇に置いて、ただ事実だけを集めた。レシートの日付。出張だと言っていた日の記録。メッセージのやり取り。一枚ずつ、静かに重ねていった。
週末、子どもが寝たあと、私はテーブルに資料を広げて夫に向き合った。
「この後輩の人と、どういう関係なの」
夫は一瞬たじろいだが、すぐに笑ってみせた。
「ただの相談相手だよ」
「仕事の愚痴を聞いてもらってただけ。変なこと考えるなよ」
予想どおりの言い訳だった。私はうなずきもせず、印刷した一枚を彼の前に滑らせた。
「この出張記録、日時合ってないよね」
夫の手が、ぴたりと止まった。
「出張だって言ってた日、あなたは市内のお店でレシートを切ってる。同じ時間に、後輩の人とね」
崩れた言い訳
夫の顔から、笑みが消えていった。視線が資料の上をさまよい、口が開きかけては、何も言えずに閉じる。
「い、いや、それは、たまたま近くにいただけで」
「じゃあ、この『また会える?』も相談なの」
私はメッセージの写しを、もう一枚重ねた。夫の喉が、こくりと鳴る。反論の糸が一本ずつ切れていくのが、はっきり見えた。
沈黙が落ちた。私は震える声を抑えて、最後の一言を置いた。
「このまま続けるなら、弁護士に相談する」
その瞬間、夫はがくりと肩を落とした。しばらくして、絞り出すように「……ごめん」とだけ言った。十年連れ添った相手が、初めて見せる崩れ方だった。
私はあえて、慰めはしなかった。後日、相手の女性にも事実を確認した。彼女は「既婚だと知らなかった」と泣いたが、それで私の決意が揺らぐことはなかった。
慰謝料も親権も、条件をひとつずつ整理した。離婚届に判を押した日、夫は終始うつむいたまま、私と目を合わせられなかった。立場は、もう完全に入れ替わっていた。
「あなたの嘘は、全部記録に残ってたよ」
そう告げて家を出る私の背中を、夫は黙って見送ることしかできなかった。子どもと二人、静かな新しい暮らしが始まっている。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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