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「ただの遊びだ、本気じゃない!」と浮気を否定する夫。だが、浮気の証拠を両家の親の前に並べると

決まった曜日の違和感
結婚して五年目。
「残業が増えた」と言って、夫の帰りが少しずつ遅くなっていった。
最初は信じていた。けれど、遅くなるのは決まって同じ曜日だった。
胸の奥に、小さなしこりが残った。
静かに確かめてみることにした。夫の行き先をたどると、毎週決まった曜日、同じ街へ向かっていた。
若い女性と歩く姿も、はっきりと写真に残った。
スマホのやり取りにも、私の知らない約束が並んでいた。
「来週も同じ時間でいい?」
「楽しみにしてる」
残業だと聞かされて、私が夕飯を作って待っていた夜の話だった。
私は、泣かなかった。
代わりに、写真もメッセージのやり取りも、一枚ずつ落ち着いて保存した。
日付も、場所も、何ひとつ漏らさずに。感情を出すのは、まだ早い。
そう自分に言い聞かせて、いつも通りの顔で夫を送り出した。
テーブルに並べた証拠
ある週末、私は夫の両親と、自分の両親を家に招いた。
理由は告げず、ただ「大事な話がある」とだけ伝えて。
全員がそろったテーブルの上に、私は集めた写真とやり取りを、一枚ずつ並べていった。
「これ、全部この人のことです」
夫の顔から血の気が引いた。
「ただの遊びだ、本気じゃない」
「遊びなら、毎週決まった曜日に会ってたのも遊び?」
「それは…ちょっと、相談に乗ってただけで」
「相談で、手をつないで街を歩くの?」
私が次の写真を指で示すと、夫の言葉が止まった。
さっきまで「遊び」と言い切っていたのに、今度は「向こうが誘ってきて」と言い直す。両親たちの前で、言い分がぐらぐらと崩れていく。
「向こうが誘った?じゃあ、この『また会いたい』ってメッセージはあなたが送ってるけど」
「……それは、その場のノリで」
「ノリって、なに?」
夫は言葉に詰まり、そのまま黙り込んだ。
親の前で崩れた人
沈黙を破ったのは、夫の母だった。
「あなた、これは……どういうことなの」
義母が、震える声で息子を見た。義父も、深いため息をついて目を伏せる。私の両親は、ただ静かに私の隣に座っていた。
「本気じゃないって、何度も言ってるだろ」
「本気かどうかは、あなたが決めることじゃないの」
味方が一人もいない部屋で、夫はとうとう言葉を失った。強気だった声がかすれ、最後はうつむいて、その場に崩れるように頭を下げた。
「すまない…」とだけ、絞り出すように言った。
義母は静かに私に向き直り、「ごめんなさいね」と頭を下げた。
あれだけ「遊びだ」と繰り返した人が、親たちの前で、もう一度も顔を上げられなかった。淡々と並べた証拠が、どんな叫びよりも、はっきりと事実を語っていた。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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