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ママ友「先に集合してて、私は後から行くね」自分が誘ったのに遅刻→理由を知り妻が凍りついた

ママ友「先に集合してて、私は後から行くね」自分が誘ったのに遅刻→理由を知り妻が凍りついた

誘ってきた本人がいない公園

妻がまだ20代だった頃の話だ。同じ年頃の子を持つママ友から、連絡が入った。

「子どもを公園で遊ばせようと思うんだけど、来られる?」

感じのいい誘いだったので、妻は子どもを連れて約束の公園へ向かった。

家を出る前、その人から一通のメッセージが届いていた。

妙にそっけない言い回しだったのを、妻は覚えている。

「先に集合してて、私は後から行くね」

ところが、着いてみると本人の姿がない。代わりに、他のママたちが数組、すでに集まって遊んでいた。

「あれ、誘ってくれた人は?」

「まだ来てないよ。後から来るって」

少し妙だな、とは思った。

けれど人数も揃っていたし、妻はそのまま待つことにした。

よく晴れた日で、砂場の周りのベンチには、近所の住民が数人、こちらをじっと見ていたという。

「あの視線、なんだか落ち着かなくて」

そのときは深く考えず、妻は子どもが走り回るのを眺めて本人を待った。

遅れてきた言い訳

「もう公園に着いてるよ」

妻がそう送ると、しばらくしてようやく本人が現れた。

誘った張本人なのに、いちばん遅い到着だった。

「ごめんごめん、遅れちゃって」

本人は悪びれもせず、周りに向かって明るく言った。

「みんなが誘ってくれたから、私も来たのよ」

その一言に、妻は引っかかりを覚えた。誘ったのはこちらではなく、間違いなく向こうのはずだ。

それなのに、なぜか「誘われて渋々来た」という体になっている。

「あの、誘ってくれたのは…」

言いかけた妻を、本人は笑顔でさえぎった。

その不自然さの理由が分かったのは、別のママから話を聞いた後のことだった。

隠されていた計算

実はその女性、以前に公園でのマナーを近隣の住民から強く注意されていた。

それ以来、自分の名前で公園に人を集めることが、できなくなっていたのだ。

「だから、自分から誘ったことにはしたくなかったみたい」

事情を知るママは、声を落としてそう言った。

自分が主催だと近隣の感情を逆なでする。

けれど「誘われて来ただけ」なら言い訳が立つ。

そのために、何も知らないママたちを先に集合させ、自分はわざと遅れて来た。あの日、ベンチからこちらを見ていた住民の視線も、ようやく腑に落ちた。

「私たち、ダシに使われてたってこと?」

「そういうことになるね」

あの晴れた日の、にこやかな誘いの裏にあった計算を思うと、妻は背筋がすうっと冷えていったという。

何も知らない自分たちは、いつの間にか近隣から「マナーの悪い人の仲間」として見られていた。

あの笑顔の下で、その人が何を考えていたのか。今でも妻は、あの公園の前を通るたびに足が止まるのだと、私に話してくれた。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、50代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。

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