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「私の給料は遊びに全部使えるの!」夫の収入を自慢するママ友。だが、ママ友がまかないを食べる様子に絶句

給食室の休憩室で交わされた、夫自慢のひとこと
娘が通う幼稚園の給食室で、私はパートとして働いています。
メンバーの大半が同じ園のママさんで、おしゃべりしながらの調理は楽しいものでした。
その日も、お昼の片づけが終わって休憩室で一息ついていたときのこと。
「うちは調理系の仕事なんだけど、お給料そんなによくなくて。私もしっかり稼がなきゃ(笑)」
軽い自虐のつもりで、私はそう笑ってみせました。
「えー、お料理できるご主人なんて素敵じゃない」
「うちなんて旦那、卵焼きも焼けないよ」
周りのママさんたちが、あたたかく笑い返してくれます。
ところが、その輪の中でひとりだけ、表情を変えずに口を開いた人がいました。
「私の給料は遊びに全部使えるの!」
夫が銀行員なのだと、彼女は事あるごとに口にする人でした。
「子ども医療費の受給者証、うちは去年から対象外でね。年収いくらで外れるか調べてみて?」
その場の空気が、すうっと冷えていくのが分かりました。
無料のまかないを誰より爆食する姿に、社員が動いた朝
高給取りを自慢する一方で、彼女には妙なところがありました。
職場には、調理の余りを分け合うまかないの制度があったのですが、誰より早く手を伸ばし、誰より大量に持ち帰るのが彼女なのです。
「これ、もらっていくね」
無料で出してもらっているのに、ごちそうさまの一言もありません。
その日もおかわりを重ねる背中を見て、私はとうとう正社員さんに事情を打ち明けました。
「あの、まかないのことなんですけど…」
社員さんは、ふっと息を吐いて言いました。
「実は、私も気になってたの。あまりに度が過ぎてるから、まかない制度、いったんやめるね」
翌朝、休憩室にその告知が貼り出されました。
紙を見つけた彼女の顔から、すっと笑みが引いていきます。
「えっ、なんで急に…」
言いかけて、彼女は口をつぐみました。
誰とも目を合わせないまま、そそくさと持ち場に戻っていきます。
そして次の日、彼女から欠勤の連絡が入りました。
「持病の腰の爆弾が、ちょっと……」
そのまま、彼女は職場を去っていきました。
残されたママさんたちは、顔を見合わせて小さく囁き合います。
「まかない、目当てだったんだね」
「うん。急に痛くなるものなんだね」
あれだけ張り詰めていた休憩室の空気が、嘘のように軽くなりました。
「今日のおかず、ちょっと味見しちゃおうか」
笑い声の戻った給食室で、私たちは前よりずっと働きやすくなったのです。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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