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「明日はどうやって行く?」子供の練習試合前夜に毎回届くママ友からのメッセージ。だが、ママ友の本音に感じた違和感

練習試合前夜に必ず届く同じ一文
子どもが入った部活は、月に何度か他校との練習試合があった。
会場が電車で乗り換え2回かかる遠い場所のとき、グループチャットには決まって彼女からの問いかけが落ちてきた。
送信時刻はいつも前日の夜遅く、文面はほぼ同じだった。
「明日はどうやって行く?」
子ども同士は家が近所で毎日一緒に登校する間柄、彼女の家ともそれなりに付き合いを重ねてきた。
電車だと乗り換えが二回必要だが、車を出せば30分で着く会場が多かった。最初のうちは何の疑問もなく、私が「うちが車出すから一緒に乗せていこうか」と返していた。
彼女は決まって「助かるー、ありがとう」と短い感謝のスタンプを返してくる。それで一件落着、と私は思っていた。けれど何度目かの試合のあと、ふと送迎の回数を数え直してハッとした。
今シーズン、車を出したのは6回連続で全部うちだった。彼女からは一度も「うちが今回出すよ」と提案が来たことがない。
チャットの流れを遡ると、彼女が問いを投げる役、誰かが手を挙げる役、彼女が乗っかる役という三幕の構図が毎回繰り返されていた。
スルーした夜に他のママが申し出た瞬間
試しに次の試合の前夜、私はあえて返信を止めてみた。
普段なら真っ先に「うちが出す」と書く役回りを、その日だけぐっと飲み込む。
すると数十分後、別のママから「うちが乗せていこうか?」と申し出が入り、すぐに彼女が「ありがとう、お願いします」と乗り換えた。
なるほど、腑に落ちた。
誰でもいいから乗せてくれる人を探していただけなのだ。次の遠征の前に、私は意を決して直接尋ねた。
送迎をどうするか決めるのは、本来は各家庭の判断のはずだ。なぜ毎回他人に先に聞くのか、その理由を確かめたかった。
「あなたはどうするつもりなの?」
返ってきた答えに耳を疑った。みんなが送るなら送る、電車で行くなら電車で行く、と彼女はあっけらかんと答えたのだ。
要するに、子どもを一人で公共交通機関に乗せるかどうかの判断材料にしたかっただけ。
誰かが車を出してくれれば自分も乗せてもらう、出さないなら自分は動かない。出会った頃に交わした「お互い助け合おうね」という言葉は、こうも軽い意味だったのかと冷たい気持ちになった。
こちらが送ってあげた回数と、向こうに送ってもらった回数を改めて数えると、後者は片手で足りた。
距離を詰めれば詰めるほど、こちらの善意だけが減っていく構図だった。今は試合のたびに既読をつけずに通知を消し、別の保護者と相乗りの段取りを組むようになっている。挨拶程度の付き合いに戻った今のほうが、私は息がしやすい。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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