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「気を使うから今後はしなくていい」母の日に花を贈った私に冷たく言う義母。だが、兄嫁への陰口で気づいた本性に絶句

母の日に贈った花束への返事
結婚して三年目の春、初めての母の日に義母へカーネーションの花束を宅配で贈った。
三千円ほどの控えめな束だったが、義母の好きな淡いピンクを選んで、メッセージカードもつけた。
受け取りの連絡はその日のうちに夫の携帯にだけ届いた。
私のメッセージアプリには、礼の言葉どころか既読すらつかない。届きましたという短い文面を夫経由で読んだとき、嫌な予感が首の後ろを走った。
普段なら義母は写真つきで届きものを共有してくる人だ。
気に入らなかったのかもしれない。
三日たって何の反応もないのは、結婚以来初めての沈黙だった。
届いたかどうかを夫越しに尋ねてようやく、義母が花を受け取った事実だけが伝わってきた。
翌週の週末、義実家に夫と訪ねたとき、義母はリビングで紅茶を出しながら、私の顔をまっすぐ見ずに笑った。
「気を使うから今後はしなくていいわよ」
声色はやわらかいのに、目だけが冷たい。
隣の夫も困った顔で頭をかいている。お互い負担になるから、というのが義母の表向きの理由だった。
私は無理に頷きながら、棚の上に飾られた自分の花束に目をやった。リボンはきれいに巻き直され、メッセージカードだけが伏せて置かれていた。
義兄の嫁を語る義母の本音
その日の夕方、義母は台所で皿を洗いながら、義兄の嫁の話を始めた。
私には背を向けたまま、独り言のような声で言う。
「あっちの嫁、気が利かないのよ。母の日も誕生日も、何ひとつ寄こさないんだから」
手が止まった。私の花束は今朝もまだリビングの棚に飾られている。気を使うからしなくていい、と言った口で、何も贈らない義兄の嫁を気が利かないと裁いている。
夫に「お義姉さんは何もしない方針なんだね」と聞くと、夫は気まずそうに目を逸らした。
冷蔵庫の前で腕を組んだまま、答えを選ぶような長い間が空いた。
「兄貴の嫁さんは最初から割り切ってるから。母さんも怒ってはいるけど、表立っては言えないみたい」
怒ってはいる、の一言で全部わかった。
私が贈っても文句、贈らなくても文句。要するに義母は、嫁という存在そのものに点数をつけて品定めしているだけだ。
気を使わせたくないのではなく、自分の機嫌の取り方を嫁に正解させたいだけなのだ。
帰りの車のなかで夫に話しても、母さんも歳だから、で済まされた。
今年の母の日も近いが、贈るべきか、断りに従って何もしないべきか、まだ答えが出ない。義母の本心は、たぶん今後も一度も見せてもらえない。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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