Share
「大切な話があります」3年同棲した男の浮気。だが、義両親の前で証拠写真を突きつけると

スマホを肌身離さない彼の異変
3年同棲した彼との結婚は、もう秒読みだと信じていました。家具を一緒に揃え、新居の下見も済ませ、両家への報告日も決まっていたのです。
異変は半年前からありました。残業や出張が急に増え、私が部屋にいる間も彼はスマホを肌身離さず持ち歩くようになったのです。
風呂場にも、トイレにも、寝るときの枕の下にも。
ある夜、寝落ちした彼の枕元から、通知の光が点滅して見えました。
深呼吸して画面を覗いた瞬間、私は息が止まりました。やり取りの相手は、学生時代から付き合いのある私の親友だったのです。
怒鳴りつけたい衝動を抑え、私はその場で何も言わずに布団へ戻りました。今ここで詰めても、言い逃れされて終わる。
直感したのは、3年間で身についた彼の癖を私が誰よりも知っていたからです。
泳がせて集めた証拠の山
翌日から、私は探偵事務所と契約しました。費用は痛かったものの、3年分の信頼を裏切られた怒りが、不思議なほど冷静な行動力に変わっていったのを覚えています。
彼と親友のメッセージのスクリーンショット。
ふたりが宿泊施設に入っていく写真。週末の旅行の領収書。それらが日を追って手元に積み上がっていきました。
その間も私は、何ひとつ気づかないふりを通したのです。彼の前ではいつも通り笑い、結婚式場のパンフレットを並べて見せました。親友からの食事の誘いにも、明るく応じ続けたのです。仕返しを準備していると気取られた瞬間に、すべてが水の泡になると分かっていました。
そして婚約報告を兼ねた食事会の日が、いよいよ近づいてきたのです。
食事会で広げた調査報告書
当日、彼の両親と私の前菜が並んだ瞬間、私は笑顔で切り出しました。
「大切な話があります」
テーブルに広げたのは、探偵が作成した調査報告書のコピー。
日付入りの写真、宿泊施設の名前、メッセージのやり取り。
全員の前で、ページを一枚ずつめくっていきました。
彼の顔は一瞬で土気色に変わりました。
両親は絶句し、義母になるはずだった人は震える手で報告書を握りしめたのです。
その場で婚約は破棄、私は彼と親友それぞれに、相応の慰謝料を請求すると告げました。義父は深く頭を下げ、私の前ではもう何も言葉が出ない様子でした。
後日、彼は両親に激怒されて実家に連れ戻されました。
会社にも噂が広まり居づらくなったと、共通の知人から伝え聞きました。3年同棲した部屋に、ようやく本当の静けさが戻ったのです。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
ほかの小説も読む
CHARACTERS
登場人物から探す
THEME
テーマ・シチュエーションから探す
ENDING
結末から探す
最も人気の短編小説
もっと見る >スカッとする短編小説
もっと見る >モヤモヤ短編小説
もっと見る >ゾッとする短編小説
もっと見る >LINEの短編小説
もっと見る >実体験をもとにした短編小説
もっと見る >恋愛トラブル
もっと見る >ハラスメント
もっと見る >金銭トラブル
もっと見る >浮気・不倫
もっと見る >迷惑
もっと見る >仕事のトラブル
もっと見る >非常識
もっと見る >LINE誤爆
もっと見る >思わず気持ちが晴れた「スカッと」
思い出しても背筋が凍る「ゾッと」
その感情を、物語にしませんか。
GLAMでは、あなたのリアルな体験エピソードを
お待ちしています。

GLAM Lifestyle Editorial
編集部
日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
Feature
特集記事

