Share
「俺が子供の面倒を見てるんだよね!」週末限定の自称イクメンのパパ友。我が子が転倒した直後の「情けなすぎる逃亡劇」に空気が一変

声高な「良きパパ」アピールに漂う違和感
よく晴れた休日の午後、私は子供と一緒にいつもの公園に足を運んでいました。
遊具ではしゃぐ子供たちをのんびり眺めていたところ、砂場の方から耳障りなほど大きな声が響いてきました。
「いやー、週末は俺がしっかり子供の面倒を見てるんだよね!平日は妻に任せっきりだから、休みの日くらいは思いっきり楽させてあげたくてさ!」
声の主は、顔見知りのパパ友でした。彼は砂場の縁に座り込み、周りにいるママさんたちに向かって、堂々と「良きパパ」ぶりを熱弁していたのです。
「まあ、素晴らしいですね…」
ママさんたちは苦笑いを浮かべながら、当たり障りのない返事をしていました。
同じ父親の目から見ても、あんなにわざとらしく自分を持ち上げる姿は痛々しいものでした。
本当に日頃から育児を担っているなら、あえてひけらかす必要などないはずです。私はこっそりため息をつき、彼らの輪から少し離れた場所に移動しました。
メッキが剥がれ落ちた滑稽なSOS
彼の自慢話が絶好調に達していた、まさにその時でした。
砂場の近くを駆け回っていたパパ友の子供が、大きくつまづいて派手に転倒してしまったのです。
「ギャアアア!」
痛みに耐えかねたのか、子供は地面に倒れ込んだまま激しく泣き叫び始めました。
いよいよ、自称・良きパパの腕の見せどころです。周りにいたママさんたちも、「彼がどう動くのか」と一斉に注目しました。当然、すぐに駆け寄って抱き上げるのだろうと。
しかし、私たちの期待を裏切る衝撃的な光景が繰り広げられたのです。
「うわっ、ちょっと待って……!ママぁ!〇〇が転がって泣いてる!」
なんと彼は泣き叫ぶ我が子に触れようともせず、ジリジリと後退。そして、離れたベンチで休憩していた妻に向かって、情けない声で「ママぁ!」と助けを求めて走っていったのです。
一人取り残された子供はキョトンとし、周囲のママさんたちの目は一瞬にして冷酷なものへと変わりました。普段からいかに妻へ育児を押し付けているかが、誰の目にも明らかになった瞬間でした。
見栄を張ったアピールの結末は、あまりにもみっともないものでした。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
ほかの小説も読む
登場人物から探す
テーマ・シチュエーションから探す
結末から探す
最も人気の短編小説
もっと見る >スカッとする短編小説
もっと見る >モヤモヤ短編小説
もっと見る >ゾッとする短編小説
もっと見る >LINEの短編小説
もっと見る >実体験をもとにした短編小説
もっと見る >恋愛トラブル
もっと見る >ハラスメント
もっと見る >金銭トラブル
もっと見る >
浮気・不倫
もっと見る >迷惑
もっと見る >仕事のトラブル
もっと見る >非常識
もっと見る >LINE誤爆
もっと見る >思わず気持ちが晴れた「スカッと」
思い出しても背筋が凍る「ゾッと」
その感情を、物語にしませんか。
GLAMでは、あなたのリアルな体験エピソードを
お待ちしています。

GLAM Lifestyle Editorial
編集部
日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
Feature
特集記事

