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「トイレ掃除も、あなたがやるものよ」長く滞在した義実家で言われ続けた私。だが、夫が伝えた言葉とは

「トイレ掃除も、あなたがやるものよ」長く滞在した義実家で言われ続けた私。だが、夫が伝えた言葉とは
数週間だけ、義実家で暮らすことになった
結婚して間もない頃、夫と私は自宅の工事の都合で、数週間だけ夫の実家に泊めてもらうことになりました。
短い帰省なら何度かありましたが、朝から夜まで義父母と同じ家で暮らすのは初めてです。
迷惑をかけないようにしなければと、私は必要以上に気を張っていました。
義母は、普段はよく気にかけてくれる人でした。
私の苦手な食べ物を覚えていてくれたり、仕事から帰ると「疲れたでしょう」と声をかけてくれたりします。
ただ、義母には昔から「妻は家のことをするもの」という考えが強く残っているようでした。
「私たちの頃は、お嫁さんが一番早く起きたのよ」
朝、私が台所へ行くと、そんな話をされます。
洗濯物を取り込めば、「畳み方はこうしたほうがいいわよ」と直されることもありました。
義母としては、自分が教わってきた家事のやり方を私にも伝えているつもりだったのだと思います。
それでも、毎日のように「妻ならこうするもの」と言われていると、少しずつ息苦しさを感じるようになりました。
ある休日、義母が掃除道具を私に渡しながら言いました。
「トイレ掃除も、あなたがやるものよ。息子は仕事で疲れているんだから」
私は返事に困りました。夫だけでなく、私も平日は仕事をしています。
けれど、しばらく世話になっている立場だと思うと反論できず、「分かりました」と掃除道具を受け取りました。
もちろん、泊めてもらっている以上、家事を手伝うこと自体が嫌だったわけではありません。
ただ、「妻だから」という理由で私だけがやることになっているのが引っかかっていました。
「妻だけがやることじゃない」と夫が伝えた
その夜、私は夫にこれまで義母から言われたことを話しました。
夫は最初、「母さんは昔からそういう考えだから、悪気はないと思う」と言いました。
そこで私は、普段の生活では二人とも働いていて、料理や洗濯、掃除を分担していることを改めて伝えました。
「手伝うのはいいよ。でも、あなたの妻だから私が全部やるのが当然って言われるのはつらい」
夫はしばらく黙ったあと、「そうだよな」とうなずきました。
翌朝、朝食を終えたところで、義母が私に洗濯物のことを頼もうとしました。
すると夫が先に立ち上がりました。
「それ、俺がやるよ」
義母が驚いたように夫を見ると、夫は続けました。
「母さん。うちは家のことを二人でやってるんだ。妻だからって、全部任せるつもりはないよ」
義母は少し戸惑った様子でした。
「でも、私たちの頃は…」
「母さんたちの頃はそうだったのかもしれない。でも、俺たちは俺たちのやり方でやるよ」
夫は穏やかな口調でしたが、はっきりと言ってくれました。
その日の午後、義母と一緒に洗濯物を畳んでいると、義母がぽつりと言いました。
「時代が違うのね。私も、お姑さんにずいぶん言われたから、それが普通だと思ってたわ」
義母にも、義母なりに受け継いできた「当たり前」があったのだと、そのとき初めて知りました。
それ以来、義母から「妻ならこうするもの」と言われることはなくなりました。夫が私の気持ちを聞いたうえで、自分の言葉で伝えてくれたことが、何よりうれしかったです。
※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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GLAM Lifestyle Editorial
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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