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「帰る方向、一緒だったんですね」何度か同じスーパーで会った同僚。少しずつ距離を詰めてきた理由

何度か同じスーパーで見かけていた
3年前、私が勤めていた会社での話です。
部署の違う40代の男性社員とは、休憩室でたまに顔を合わせる程度の関係でした。
名前は知っていましたが、会えば軽く挨拶をするくらいで、特別親しいわけではありませんでした。
ある火曜日の仕事終わり、廊下ですれ違ったとき、その男性から声をかけられました。
「今日も、駅前のスーパー寄るんですか?」
突然だったので、少し驚きました。
「よく分かりましたね」
そう返すと、男性は笑って言いました。
「自分もあの辺通るんですよ。何回か見かけたから」
聞けば、男性も私と同じ駅を利用していて、帰りに駅前のスーパーへ寄ることがあるそうです。
たしかに同じ会社で、使う駅まで同じなら、何度か見かけても不思議ではありません。
そのときは「そうだったんですね」と答え、それ以上は気にしませんでした。
挨拶だけだった距離が、少しずつ近くなった
ところが、その日を境に、帰り道で男性と顔を合わせることが増えました。
会社を出たところで一緒になり、駅まで少し話しながら歩く日もありました。
最初のうちは、仕事の話や天気の話をする程度でした。
男性も、何度か同じ道を歩いたことで、私と親しくなったつもりだったのかもしれません。
ただ、私はそこまで親しくなった感覚はありませんでした。
ある日は私が会社を出ると、少し先にいた男性がこちらを見て立ち止まりました。
「ちょうどよかった。一緒に帰ろうと思って」
別の日には、スーパーの入口近くで男性を見かけました。
私に気づくと、笑顔でこう言いました。
「火曜だから、来るかなと思ってました」
以前なら何とも思わなかった言葉でしたが、その日は少しだけ引っかかりました。
偶然会って話すことと、自分が来る時間を予想して待たれていることは、私の中では同じではありませんでした。
「今日は急いでるので、お先に失礼します」
そう伝えて、その日は一人で買い物をして帰りました。
翌日からは、会社を出る時間を少しずらしたり、スーパーへ寄る曜日を変えたりしました。
すると、帰り道で男性と一緒になることは自然と減っていきました。
会社ではその後も何度か顔を合わせましたが、挨拶をする程度の関係に戻りました。
男性に悪気があったとは思っていません。ただ、相手は親しくなったつもりでも、自分はそう感じていないことがあります。
人との距離感は、同じ出来事でも受け取り方が違うのだと感じた出来事でした。
※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代男性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています。
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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GLAM Lifestyle Editorial
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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