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「あっ、そっちにも落ちてる!」破れた買い物袋に困っていた隣人。だが、隣人を助けた意外な人物とは

玄関先で聞こえた「あら、どうしよう」
休日の朝、私が玄関先で郵便受けを確認していると、坂の下から隣に住む年配の女性が歩いてきました。
スーパーの袋を両手に提げています。少し重そうだったので、「持ちましょうか」と声をかけようとした、そのときでした。
片方の袋の持ち手が、ぷつんと切れたのです。
「あらっ……どうしよう」
袋が傾き、中に入っていた野菜やパック入りの食品が道路に落ちました。幸い壊れたものはなさそうでしたが、じゃがいもが二つ、緩い坂をころころと転がっていきます。
女性は慌ててしゃがみました。
「待って、待って……ああ、そっちまで」
一つ拾っている間にも、もう一つが遠ざかっていきます。私は急いで玄関を出ました。
「あっ、そっちにも落ちてる!」
ちょうどそのとき、家の前を歩いていた小学生くらいの子どもたちも、転がっていくじゃがいもに気づきました。
「あ、待って!そっち行った!」
一人の子が走り出すと、もう一人も道路の端に落ちた食品を拾います。
「こっちにもあるよ」
「おばあちゃん、これも?」
「そうそう、それ私の。ごめんねぇ、ありがとう」
女性は困ったように笑いながら、何度も頭を下げていました。
私も道路に落ちたものを拾い集め、いったん玄関へ戻って丈夫な袋を一枚持ってきました。
「これに入れ替えましょう。家までもう少しですし」
「まあ、悪いわね。助かるわ」
子どもたちも集めたものを袋の中へ入れてくれます。
最後の一つを拾った男の子が周りを見回し、
「もうないよね?」
と聞きました。
「うん、大丈夫そう。ありがとうね」
私が答えると、子どもたちは少し照れたように笑いました。
ほんの数分の出来事だったけれど
女性は新しい袋を抱え直し、「本当にありがとう。朝からみんなに助けてもらっちゃった」と笑って家へ戻っていきました。
子どもたちも「じゃあね」と手を振り、そのまま歩いていきます。
大げさな出来事ではありません。袋が破れて、近くにいた人たちが一緒に拾っただけです。
それでも、困っている人を見て子どもたちが迷わず駆け寄った姿を見ていると、朝から少しうれしい気持ちになりました。
※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代男性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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GLAM Lifestyle Editorial
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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