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「お母さん、まだ反対してるみたいなの」顔合わせ直前に彼から届いた一報→お見合いを断る決断をしたワケ

「お母さん、まだ反対してるみたいなの」顔合わせ直前に彼から届いた一報→お見合いを断る決断をしたワケ

お見合いの後に決まった、ご両親との顔合わせ

お見合いの席はとても穏やかに進み、お互いに前向きな返事をした。

次の段階としてご両親に挨拶しようという話になり、私と相手の方で日程を組んだ。

お互い30歳目前という年齢で、結婚へ向けて動き出すには十分な状況だった。

事前に私は何度も伝えていた。ご両親には早めに話を通して、当日までにきちんと納得してもらってほしいと。

相手は「大丈夫、心配しないで」と笑っていたのです。お見合い経由とはいえ、結婚を真剣に考えるなら家族の理解は欠かせない。

だからこそ、当日に向けて段取りを整えてくれているはずだと信じていた。

ところが顔合わせの数日前、相手から思いがけない連絡が入った。

「お母さん、まだ反対してるみたい」

だから当日は母も連れていく、という続きだった。

私は一瞬、受話器を握ったまま固まってしまった。お互い30歳を目前にして、いまさら大反対される年齢でもないだろうと正直驚いたのです。

それでも当日は穏やかに迎えるつもりで、私は気持ちを整え直した。

隣でそわそわする彼を見て、決めたこと

顔合わせの当日、料亭の個室には相手の母も着席していた。

穏やかな笑顔の裏で、話の節々に反対の言葉が混ざってくる。

「まだ早いんじゃないかしら」

「お住まいを構える方が先では」

こちらの両親に向けて、何度も同じ趣旨が繰り返された。

私の隣で相手はずっとそわそわしていて、母親の言葉を遮ることもしなければ、自分の意見を口にすることもなかった。グラスの水を意味もなく口に運ぶばかりで、目を合わせてくれることさえなかった。

(自分でちゃんと相談しなかったから、こうなっているんだ)

胸の奥にすうっと冷たいものが落ちていった。

事前にあれだけ伝えていたのに、結局この人は母親に向き合わずにここまで来てしまったのです。

婚約予定の女性を、自分の言葉で守ろうとする姿勢が一切感じられなかった。

会の終盤、私は静かに腹を決めていた。遠方から時間をかけて来てくださったご両親には申し訳ない気持ちもある。それでも、自分の親も説得できない男性をこの先の人生で頼りにできるとは、私には思えなかった。

後日、相手にきっぱりお断りの連絡を入れた。声に出した瞬間、肩から重たいものが降りていく感覚があった。

流されて結婚してしまえば、これから先も同じ構図が繰り返されたはず。30歳目前で迷いなく自分で決められた、私にとって意味のある夜だったのです。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。

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