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「そろそろ駅だよね」偶然を装って会おうとする同僚。返事をしない時の行動に絶句

「そろそろ駅だよね」偶然を装って会おうとする同僚。返事をしない時の行動に絶句
相談から、近づいた同僚
もう7、8年前になります。
当時、同じ職場に一人の同僚がいました。
はじめは仕事の相談をし合うくらいの関係でした。
それがだんだんと、距離が近くなっていきます。
私の予定や行動に、彼女は少しずつ関心を向けるようになりました。
変化がはっきり出たのは、退勤したあとの時間です。仕事を終えて改札を抜けると、もうメッセージが届いています。
「そろそろ駅だよね」
彼女には手に取るように分かっているようでした。
誰かに見られているような感覚が、じわじわと背中に張りついてきます。
1日に15件の通知
「今どこ」「もう帰った」。毎日のように、そんな短い問いかけが並びます。
すぐに返さないでいると、通知はさらに増えていきました。
「何かあったの」「どうして返してくれないの」
多い日には、1日15件ほど届きます。
画面がその通知で埋まっていくのを見ると、指が止まりました。返さないことが、まるで悪いことのように思えてきます。
返信を送れば送ったで、間を置かずに次の問いが届きます。
一度返すと止まらなくなるので、私は画面を伏せて置くようになりました。それでも通知の音は、鞄の中から何度も響いてきます。
それでも、仕事の連絡ではありません。返さなければいけない理由は、どこにもないはずでした。それなのに、通知の数だけ気持ちがすり減っていきます。
駅で言い当てられた日
いちばん驚いたのは、休みの日のことです。出かけた先の駅で、偶然その同僚と会いました。
その日は、朝に思い立って出かけた場所でした。前もって決めていた予定でもありません。
「今日、この辺に来ると思ってた」
彼女はそう言って、にっこり笑います。私はその日の予定を、誰にも話していませんでした。
行き先も、出かける時間も、口に出した覚えがありません。
どうして分かったのか、聞き返すことができませんでした。背中のあたりが、ひやりと冷たくなったのを覚えています。
その後は、仕事以外の連絡には返事をしないようにしました。ほどなくして私に異動の話が出て、彼女とは少しずつ距離ができていきます。
今はもう、連絡は来ません。ただ、あの日どうして私の予定を知っていたのか、それだけは今も分からないままです。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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