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「BBQをするから、4台停めてるんですよ!」道を塞いだ住人。後日、管理会社に電話をかけた結果

BBQをするから4台停めてるんですよ道を塞いだ住人後日管理会社に電話をかけた結果

曲がった先が埋まっていた

勤め先から車で帰り、いつもの角を曲がってブレーキを踏みました。そのまま動けません。

アパートの前に2台、その先の一方通行の道に2台。4台が縦に並んで、隙間はどこにもありません。

敷地のはしから白い煙が上がり、肉の焼けるにおいがします。

隣を借りているのは自宅で仕事をしている方で、お客さんが集まっているようでした。

窓を下げ、手前にいた男性に声をかけます。

「すみません、この先が家なんです。動かしていただけますか」

トングを持ったまま、その人はこちらを見ました。

「BBQをするから、4台停めてるんですよ!仕方ないですよ!」

それだけ言って、テーブルへ戻っていきます。

バックで戻るしかなかった

一方通行なので前には進めません。出口は後ろだけでした。

ミラーだけを頼りに、角まで三十メートルほど下がります。

後ろから来たトラックも止まりました。宅配の方です。

「この先、抜けられますか」

「今日は無理です。私も戻っているところで」

二台そろって後ろ向きに出ました。車は月極の空きに置かせてもらい、鍵を開けたのは四十分あとでした。

初めて管理会社に電話をかけた

翌朝、契約書の裏の番号にかけました。七年住んで、初めての電話です。

「アパートの前と、一方通行の道に4台停まっていて、通れませんでした」

「道にですか。消防も入れない形ですね。すぐうかがいます」

昼過ぎに来た担当の方は、駐車場の図面を持ってきました。

来客用に使えるのは2台分だけで、道路はどこにも入っていません。その日のうちに両方の玄関を回ってくれました。

夕方、隣の方がチャイムを鳴らしました。

「ご迷惑をおかけしました」

そこで言葉が切れました。図面を持つ手が下がります。

「中にいたので、道まで出ているとは思っていなくて」

「バックで角まで戻りました。宅配の方も一緒に」

「……そこまでとは、知りませんでした」

視線が足元に落ちて、それきり続きませんでした。

次の土曜も、煙は上がりました。ただ、道には一台も出ていません。

隣の方が門の前に立ち、来た車を区画へ誘導しています。目が合うと、頭を下げました。

「通れますよ」

その言葉のとおり、前を向いたまま家の前まで帰りました。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、50代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。

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