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「働いてると付き合い悪いと思われるよ」仲間外れにされたママ友グループ。だが、あえてこちらから距離をとった

「働いてると付き合い悪いと思われるよ」仲間外れにされたママ友グループ。だが、あえてこちらから距離をとった
届かなかった誘い
保育園の送り迎えで顔を合わせるママたちと、私はメッセージアプリのグループでつながっていた。
当たり障りのないやり取りはいつもあって、表向きは穏やかな付き合いだった。
ある週末、子ども同士で公園に集まったらしいと後から知った。
グループでは何の連絡もなかったのに、写真だけが楽しげに流れてくる。
「日曜、みんなで行ったんだね。知らなかった」
そう送ると、既読はつくのに返事は来ない。約束のやり取りは、私を外した個別のメッセージで進んでいたのだ。
気づかないふりで毎朝あいさつを続けていたある日、一人のママが私の前で足を止めた。
見下した一言
「働いてると付き合い悪いと思われるよ」
送迎の列の真ん中で、わざと周りに聞こえる声だった。近くにいた数人が、ちらりとこちらをうかがう。
「仕事を理由にしてさ。みんな、なんとか時間作って集まってるのに」
悪気を隠そうともしない笑みだった。胸の奥がきゅっと縮む。けれど、その言葉でかえって肚が決まった。
「その輪、こちらから抜けます」
静かに、でもはっきりとそう返した。
ママの顔から笑みが消える。
「え……」
「無理に合わせて誘われ待ちをするのは、もうやめます。仕事も子どもも、私には大事なので」
ママは言葉を探すように口を半開きにしたまま、何も出てこない。やがて視線を足元に落とし、そそくさとその場を離れていった。
やり取りを聞いていた別の保護者が、小さくうなずいたのが見えた。
見つけた居場所
無理な付き合いを手放すと、不思議と気持ちが軽くなった。グループの通知を気にする時間も、誘われたかどうかを確かめる朝もなくなった。
そんなある日、同じく時短で働く別の保護者が声をかけてくれた。
「うちも送り迎えバタバタで。立ち話くらいがちょうどいいですよね」
「わかります。気を使わない関係が、いちばんありがたいです」
そこから、肩肘張らない付き合いが少しずつ増えていった。仕事帰りに鉢合わせれば数分だけ話して、また明日と手を振る。それだけで十分だった。
あの見下してきたママとは、その後もすれ違う。けれど向こうから声をかけてくることはなく、目が合うとすっと逸らすようになった。集団の中心にいたはずの彼女が、今は私を避けている。
「お先に失礼します」
気楽に話せる人に挨拶して、私は保育園を後にする。無理に合わせていた頃より、ずっと呼吸がしやすかった。輪から抜けたことで、本当に居心地のいい場所が見つかったのだ。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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