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「子供のすることだから」と我が子を叩く子供を放置したママ友。だが、正論をぶつけると状況が一変

目の前で叩いても叱らない
同じ公園でよく顔を合わせるママ友の子が、うちの子を執拗に叩くようになった。馬鹿にする言葉も、わざと聞こえるように口にする。
「やめて、痛いって言ってるでしょ」
うちの子がそう訴えても、相手の子は手を止めない。困ったのは、その様子を母親が目の前で見ていることだった。
それなのに、一度も注意しない。スマホをいじりながら、ちらりと目を向けるだけだ。
叩かれて泣きそうになる我が子と、それを眺めて笑っている母親。その光景を何度も見るうちに、私の中で疑問が膨らんでいった。
「ねえ、なんでうちの子だけに、こんなことするの?」
たまりかねて、相手の母親に直接聞いてみた。すると返ってきたのは、こちらの拍子抜けするほど軽い一言だった。
「特に意味はないから、気にしないで〜」
飲み込まずに返した一言
その後に続いた言葉で、私は完全に頭が冷えた。
「子供のすることだから」
謝るどころか、まるで私が大げさだと言わんばかりの口ぶりだった。
我が子の腕には、叩かれた跡がうっすら残っている。それを見ながら、私はもう飲み込むのをやめた。
「見て見ぬふりも親のすることですか」
母親の表情が、ぴたりと固まった。
「だって、子供のしたことに、いちいち……」
「お子さんが叩くのは仕方ないとして、それを見ていて止めないのは、大人のあなたの判断ですよね」
言い淀んだ母親は、目を泳がせたまま黙り込んだ。すぐ近くのベンチでやり取りを聞いていた別のママが、小さくうなずいているのが見えた。
「うちの子も、前に同じことされたんですよ」
その一言で、母親はばつが悪そうに子どもの手を引き、逃げるようにその場を離れていった。
関わりをやめた、その後
私はそれ以来、その親子との関わりをきっぱりとやめた。連絡先を消し、公園で見かけても近づかず、別の時間帯に遊びに行くようにした。
最初は角が立たないか不安もあったが、決めてしまえば気持ちは驚くほど楽になった。
気を揉んでいた日々が嘘のように、うちの子の顔から曇りが消えていった。叩かれる心配のない場所で、思いきり走り回るようになった。
「もう、あの子来ない?」
「来ないよ。ママがちゃんと言ったからね」
子どもの前で、はっきり言えたこと。それだけで十分だった。
数年後、その子が小学校で問題児扱いされ、母親が保護者の間ですっかり孤立していると人づてに聞いた。誰も注意しなかったツケが、結局そのまま親子に返っていったらしい。あの朝、目を逸らさずに返してよかった。今は心からそう思っている。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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