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「1人でも反対なら開催しません!」ママ友グループに送られたアンケート。仕方なく賛成した私が見つけた、誰も傷つかない「逃げ道」とは?

踏み絵のような匿名アンケート
「今度のイベント、1人でも反対なら開催しません!皆さんの意見を匿名アンケートで教えてくださいね」
ママ友グループのチャット画面に表示された、主催者からのメッセージ。
その文面を見た瞬間、私は深いため息をつきました。
一見すると民主的で、皆の意見を尊重しているように見える言葉。しかし、これは単なる「踏み絵」に過ぎません。
だって、もしここで「反対」に一票でも入ろうものなら、どうなるか。
「ねえ、反対したのって誰だろう?」
「せっかくの企画なのに、空気読めないよね」
確実に始まるであろう犯人探しと、背筋が凍るような噂話。
そんな面倒なことに巻き込まれるのは、絶対に避けたいところです。
本音を言えば、私はそのイベントには行きたくありません。正直、とても「反対」に投票したい。けれど、途中経過を見ると、見事に「賛成」ばかりが並んでいます。
(私だけが反対票を投じるなんて、とても無理……)
スマホを握りしめながら、回答期限のギリギリまで悩み続ける日々が続きました。
苦肉の策がもたらした、思いがけない結末
そして迎えた、アンケート回答の最終日。
「ごめん、やっぱり波風は立てられない」
私は震える指で、仕方なく「賛成」のボタンをタップしました。
自分に嘘をついたような自己嫌悪。このままモヤモヤした気持ちで、気の進まないイベントに参加するしかないのか。
いや、それだけは絶対に嫌だ。
そこで私は、ある行動に出ることにしました。アンケートには「賛成」と回答した直後、主催者のママ友へ個別にメッセージを送ったのです。
「企画ありがとう!アンケートは賛成に入れさせてもらったよ。ただ、私はどうしても都合がつかなくて…今回は私だけ除外して進めてもらえるかな?」
アンケートの空気を壊すことなく、角を立てずに自分だけ身を引く。これが私なりの、精一杯の自己防衛でした。
数日後、グループチャットにアンケートの結果が発表されました。
「結果は『全員賛成』でした!でも、個別に色々なご意見やご事情を伺ったので、今回は開催を見送ることにします」
その画面を見て、私は思わずクスッと笑ってしまいました。
全員賛成なのに、開催中止。きっと私以外にも、裏で「賛成だけど行けない」と個別連絡を入れたママ友がたくさんいたのでしょう。
同調圧力に屈しながらも、なんとか自分を守り抜いた。少しだけ胸がすくような、スッキリとした結末でした。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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