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「危ない!子供いますよ!」車を出庫する時に周りを見ない親。だが、注意した時の態度に絶句

「危ない!子供いますよ!」車を出庫する時に周りを見ない親。だが、注意した時の態度に絶句
車庫の真後ろに座る幼児
引っ越してきた新興住宅街は、まだ建設中の家もある若いファミリーだらけの一角だった。
土日になると道路で子供たちが遊んでいて、それ自体は微笑ましい。
ただ気になるのは、車を出す親たちの様子だ。
同世代の住人が多くて感覚は近いはずなのに、車を動かすときの注意の払い方だけがどうにも雑に見える。
引っ越して最初の土曜の朝、近所のミニバンがバックで出庫しようとしていた。
車のすぐ後ろに、未就学児くらいの小さな子がしゃがみ込んで何かを拾っている。
ブレーキランプが点いたまま、母親はバックモニターも確認せずハンドルを切り始めた。子供は車が動き始めたことに気づいていない様子で、地面に集中している。
俺は思わず駆け寄って車の前に手を出した。
「危ない!子供いますよ!」
窓を開けた母親は、こちらを一瞥して軽く頭を下げた。
「あー、すみませーん」
子供には何の声もかけない。子供は何事もなかったかのように立ち上がり、別の方へ走っていく。
母親はそのまま出庫していった。代わりに止めた俺の手だけが、しばらく宙に残っていた。
道路に飛び出した小さな影
その数日後、別の家からも同じ光景を見た。父親が出勤前のセダンを発進させた直後、玄関から飛び出した子供がボールを追って道路に出てきた。
間一髪で気づいた父親はブレーキを踏んだが、子供にも妻にも一言も言わずに走り去っていった。
同じ通りの数軒先、宅配トラックの真横を走り抜けていく子もいる。
親は玄関先で井戸端話をしている真っ最中で、車道の方を一度も振り返らない。買い物袋を提げて出てきた別の母親も、車のリモコンキーを押した直後の解錠音と同時にトランクを開け、その横で子供が三輪車を漕ぎ出すのに気づかない。
注意一言で済む話を、誰も口にしようとしない。
極めつけは、最初に見たあの母親の出庫だった。
バックで道に出るタイミングで、また子供が車のそばを走っている。
俺はベランダから「お子さんいるよ!」と声をかけて、慌てて下に降りた。
子供の腕を引いて歩道側に寄せると、母親は車を降りてきて怪訝な顔をした。
礼を言われる場面のはずだったが、彼女の口から出てきたのは想定外の言葉だった。
「うちの子なんで、口出さないでもらえます?」
その言葉だけが頭に残った。母親は子供の手を引いて家に入っていき、注意したこちらが悪者になったような空気だけが残された。事故が起きてからでは遅いのに、なぜここまで他人事でいられるのかが分からない。新興住宅街の朝はそれからも、子供を見ない親の出庫音で動き続けている。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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