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「もう二度と顔を見せないでくれ!」遺産トラブルで絶縁中の祖母。だが、出産当日に鳴った電話の相手に驚いたワケ

「もう二度と顔を見せないでくれ!」遺産トラブルで絶縁中の祖母。だが、出産当日に鳴った電話の相手に驚いたワケ
2年前から絶縁していた祖母
父方の祖父が亡くなったのは2年前のことだ。
葬儀のあと、祖母と父が遺産と相続費用のことで激しく揉め、しまいに「もう二度と顔を見せないでくれ!」と言い合うまでに発展した。
その様子を見て、私はつい父の側に立ってしまった。
祖母にも何度かそう伝え、私自身も電話番号を消した。
出産も結婚記念日も報告しないまま、気付けば2年が経っていた。
共通の親戚にも、祖母には何も伝えないでほしいと釘を刺してある。
2人目の妊娠が分かったのは半年前。両親と義両親、ごく親しい友人にしか伝えていなかった。
SNSにも書いていない。父方の親族には誰一人連絡していなかった。
父にも、祖母方面に話が漏れないよう何度も念を押した。
出産当日、私は予定通り産院へ向かった。
陣痛が強くなり、分娩室へ移ってからは時計を見る余裕もない。携帯は旦那に預け、私はベッドに座って息を整えるだけで精一杯だった。
窓の外はちょうど夕方に差しかかり、産科のフロアは静かだった。
分娩台で鳴った一本の電話
その時、旦那の手の中で携帯が鳴った。
「お義母さんかも!」
そう言って旦那は通話を取ってくれた。私は呼吸に集中しながら、母の用件だろうと頭の片隅で思っていた。
出産が無事に終わり、病室で旦那に画面を見せられた瞬間、頭の中が真っ白になる。
表示されていたのは、母ではなく父方の祖母の番号だった。
「もうすぐよね?」
祖母はそう囁いたきり、二言三言で電話を切ったという。
旦那が困った顔で繰り返すその一言に、私は息を呑んだ。
妊娠を知らせていない祖母が、出産当日のしかも分娩台に座った時間帯を狙って、まるで把握しているかのように電話してきたのだ。
旦那も詳しい状況を話してはおらず、ただ短く返事をしただけだという。
2年間、ただの一度もかかってこなかった番号だ。私と父の生活圏も大きく変わっており、祖母が偶然このタイミングで思い立つ理由など何ひとつ思い当たらない。
共通の親戚から漏れたとも考えにくく、誰がどう動いたのか分からない。母にも父にも改めて確認したが、二人とも祖母には何も伝えていないと首を振った。
偶然と呼ぶには時間の重なり方が出来過ぎている。陣痛の波が引いて旦那に携帯を渡したほんの数分後、よりにもよって絶縁中の祖母から着信が来るタイミング。
考えれば考えるほど、ただの巡り合わせとは思えなくなった。
身体は出産後の疲れで動かないのに、背中だけが冷たくなった。誰かが私の予定を逐一漏らしているのか、それとも別の何かか。考えれば考えるほど怖くなり、それから当分は祖母の番号を着信拒否のまま閉じておくしかなかった。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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