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「孫のためなんて思ってもいない」孫3人の学資保険を勝手に解約した義父。だが、兄弟全員に絶縁された結果
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突然の解約宣告
義父は私たち夫婦に三人の子が生まれるたび、ひとりひとり学資保険をかけてくれていた。
孫の将来のために、と毎月の積立を続けてくれていたはずだった。
私たちはその気持ちに感謝し、誕生日や正月の節目には礼を欠かさないよう気をつけてきた。
子どもたちの進学が見え始めた頃には、保険のおかげで肩の荷が少し軽くなるかもしれない、と夫婦で話していた。
ところがある夜、義父から夫の携帯に電話が鳴った。
声色は妙にあっさりしていて、世間話の延長のように本題を切り出してきた。
三人分の学資保険を解約する手続きを進めるからと。
夫は意味が分からず、何度も聞き返した。義父は面倒くさそうにこう言い放った。
「学資保険なんて体のいい貯金、孫のためなんて思ってもいない」
義父はそう続け、これまでかけてきた義姉と義弟の孫の分も、もう全部解約して家の修繕費に使い切ったと白状した。
残るはうちの三人分だけで、その満期や中途解約の金もまとめて自分の口座に戻し、家のリフォーム費用に足したいというのが本音だった。
「解約はもう決まってるからな」
受話器を握る夫の手は震えていた。
孫のためにと積み上げられたはずの保険が、最初から義父の貯金箱でしかなかったのだ。私は隣で話を聞きながら、三人の寝顔を見守る気持ちで一晩中まんじりともしなかった。
兄弟全員に絶縁された末路
その夜、夫婦で話し合い、義父との関係を断つことを決めた。
子どもの未来のためにかけてくれた保険ではなく、私たちを通帳代わりにしていたのだと分かった瞬間、信頼は粉々に砕けていた。
翌日、夫は義父に電話を入れ、解約したお金は受け取らない、家族の付き合いも今日でやめる、と一方的に告げた。
義父は最後まで悪びれず、勝手にしろと言って電話を切ったらしい。
事の経緯は数日のうちに義姉と義弟にも伝わった。
二人もまた、自分たちの子の学資保険を勝手に解約されていたことを初めて知った。義姉は「孫の名前で積んでおいて、その金を家の修繕に使うって、どういう神経なの」と電話口で声を荒らげた。義弟も「もう親じゃない」と言い切り、家族全員が義父との縁を切る決断をした。
義母は数年前にすでに他界していた。
地域の付き合いも昔から薄く、頼れる相手は身内しかいなかった義父は、こうしてあっという間に孤立した。
三組の息子娘夫婦、孫たち、誰一人として連絡を寄越さない家で、義父は一人ぼっちの日々を送っている。身から出た錆という言葉が、これほど似合う結末はなかった。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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