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「順番を待ってるんだから、譲って!」ブランコで遊んでる子供怒鳴りつけた母親。だが、怒鳴る姿に感じた違和感とは

小さな男の子は、黙って順番を待っていた
1年ほど前、近所の公園に4歳の娘を連れて遊びに行ったときのことです。
よく晴れた休日で、遊具のまわりには小さな子から小学生まで、たくさんの子どもたちが集まっていました。
娘が砂場で遊び始めたので、私は少し離れた場所から見守っていました。
すぐ近くにあるブランコでは、小学生くらいの男の子たちが楽しそうに遊んでいます。
その少し手前には、3歳くらいの男の子が立っていました。
どうやらブランコに乗りたいようで、揺れているブランコをじっと見ています。
それでも割り込んだり、急かしたりすることはありません。おとなしく、その場で順番を待っていました。
しばらくすると、男の子の母親らしい女性が何度かブランコのほうを見るようになりました。
小さな子どもが待ち続けているのを見て、「そろそろ代わってくれてもいいのでは」と感じたのかもしれません。
その気持ち自体は、親として分からなくもありません。
ところが次の瞬間、公園に大きな声が響きました。
「順番を待ってるんだから、譲って!」
驚いて見ると、女性がベンチから立ち上がり、ブランコの子どもたちに向かって声を上げていました。
「小さい子が待ってるんだから、いい加減譲りなさいよ。お兄ちゃんでしょ」
砂場にいた子どもや近くの保護者まで、思わずそちらを振り返るほどの声でした。
ブランコに乗っていた男の子たちは、突然のことに戸惑った様子でした。
それでも言い返すことはなく、すぐにブランコを止めて降りると、その場を離れていきました。
譲ってもらったあとに、聞きたかった一言
「ほら、乗っていいよ」
母親は空いたブランコに自分の子どもを座らせ、背中を押しました。
男の子は嬉しそうに足を動かしています。
私は、先ほどブランコを譲った小学生たちに母親が声をかけるのだと思っていました。
しかし、「ありがとう」も「ごめんね」もありませんでした。
母親はしばらく子どもの様子を見たあと、何事もなかったように元のベンチへ戻っていきました。
小さい子が長く待っているように見えて、気になったのだと思います。
ただ、それならなおさら、強い口調で譲らせるのではなく、「ごめんね、そろそろ代わってもらえるかな」と声をかける方法もあったはずです。
そして、譲ってもらったのであれば、「ありがとう」の一言があってもよかったのではないでしょうか。
順番を守ることも、年下の子に譲ることも大切です。でも、誰かに譲ってもらったときに感謝することも、同じくらい大切だと思います。
それ以来、娘と公園へ行き、誰かに順番を譲ってもらうことがあると、私は必ず声をかけています。
「ありがとうって言おうね」
あの日の出来事を思い出すたび、子どもに何かを教えるなら、まず大人自身の振る舞いも大切なのだと感じます。
※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています。
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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GLAM Lifestyle Editorial
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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