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「全部任せる!」気遣いのメッセージを送る友人。だが、気遣いの裏で感じたストレスとは

全部任せる気遣いのメッセージを送る友人だが気遣いの裏で感じたストレスとは

気遣いの二択が招いた徒労感

休日に友人とランチへ行くことになりました。

お店選びを任された私は、彼女の好みや交通の便を必死にリサーチ。

悩んだ末に二つの候補を絞り込み、メッセージを送ります。

「今度のランチ、駅前のイタリアンか公園沿いのカフェ、どっちがいい?」

相手の負担にならないよう、あえて選びやすい二択にした私の気遣い。

送信してすぐ、ピコンと小気味よい通知が鳴りました。

「どっちも美味しそうだね!イタリアンもカフェもいいね!」

画面を見つめたまま、思わずこぼれる深いため息。

一見すると明るく前向きな返信。

しかし、これでは結局どちらに行きたいのか全く分かりません。

じわじわと、モヤモヤした感情が胸の奥で渦巻きます。

友人の予定やその時の気分を考慮して決めてほしかったからこそ、わざわざ選択肢を提示したのに。

これでは、最終的な決断という一番面倒な作業を、笑顔でこちらに丸投げされたのと同じです。

丸投げされた決断と私の反撃

少しでも理由や希望を伝えてくれたら、こちらも納得して決められるのに。

募る徒労感と苛立ちを抑えつつ、私はもう一度だけ探りを入れるメッセージを打ちました。

「私はどっちでも平気だから、そっちの希望に合わせるよ?」

数分後。返ってきたメッセージは、私の淡い期待を見事に打ち砕くものでした。

「全部任せる!楽しみー!」

プツン、と。私の中で何かが切れる音。

なるほど、私の考慮など不要。そういうことですね。

結局、私は自分の家から一番近く、私自身が行きやすい駅前のイタリアンを予約しました。

相手を思いやるからこそ生じていた迷いや気疲れ。

それが完全に一方通行だったと気づいた今、もう彼女に対して余計な配慮はしないと心に決めます。

「イタリアン予約したよ」とだけ事務的にメッセージを送り、私はそっとスマートフォンの画面を閉じました。

次に彼女と会うときは、最初から私の都合だけで場所を決めよう。そう静かに決意しながら。

 

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。

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