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「3千円のタオルより手抜きね」義母に送ったカタログ。だが、義母の言葉に思わず絶句

「3千円のタオルより手抜きね」義母に送ったカタログ。だが、義母の言葉に思わず絶句
お返しに選んだカタログギフト
第一子の出産祝いに、義実家や親戚からたくさんのお祝いをいただいた。
お返しを何にするか、夫と何日も相談した。
「好みも家族構成もバラバラだし、カタログなら自分で選べるよ」
夫の一言で決めた。私が良かれと思って選んだ品を押しつけるより、好きな物を選んでもらったほうが喜ばれる。
そう考えて、少し予算を上乗せしたカタログギフトを一軒ずつに送った。
発送から三日後、義母から電話が来た。
「届いたわよ。あの冊子」
「はい、お好きな物を選んでいただけたらと思って」
「自分で選ばせるって、要するに考えるのが面倒ってことよね」
受話器を持つ手が止まった。
「3千円のタオルより手抜きね」
義姉が別の機会で、義母に贈ったのが有名ブランドのタオルセットだった。値段はたしか3千円ほど。
「お義姉さんの時と比べられても…」
「あの子はちゃんと選んで買ってきたの。あなたは冊子を送っただけ。私をバカにしてるのよ」
言い返す言葉を探しているうちに、電話は切れた。
親戚の前で夫が言ったこと
話はそれで終わらなかった。
法事で親戚が集まった座敷で、義母は湯呑みを配りながら、わざと聞こえる声で言った。
「近ごろの若い人は、お返しのセンスも常識もないのよね」
親戚たちが、ちらりとこちらを見る。私は膝の上で手を握った。
「冊子を一冊送るだけなんだから、気楽なものだわ」
その時、隣に座っていた夫が湯呑みを畳に置いた。
「母さん。カタログは、母さんが好きな物を選べるようにって考えて贈ったんだよ」
義母の顔から、笑みが消えた。
「そんな言い訳…」
「みんなの前で嫁に嫌味を言うなんて、人として恥ずかしくないの」
座敷が静まり返った。義母の頬が、みるみる赤くなっていく。
「私は、ただ…」
言いかけて、その先が続かない。助けを求めるように親戚を見回したが、誰も目を合わせなかった。義父が小さく息を吐いた。
「言われても仕方ないぞ」
年配の伯母までもが、うなずきながら口を開いた。
「あの子はよく考えて贈ってくれたと思うわよ」
義母は湯呑みを持ったまま、そそくさと台所へ引っ込んでいった。
その日から、義母への贈り物はやめた。お中元も、お歳暮も、誕生日の品も、一切だ。
「気に入っていただけないなら、もう選びません」
私がそう伝えた時、義母は何ひとつ言い返さなかった。今では顔を合わせても、あの日のように私を値踏みする目はしない。ばつが悪そうに目を伏せ、短く挨拶をするだけだ。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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