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ママ友「夕飯までうちの子お願い!」→「無料の託児所と勘違いしてない?」と別のママ友が正論をぶつけた

遊びに来るたび、子を置いて消える
同じ幼稚園のママ友が、子ども同士を遊ばせようとよく我が家に来るようになりました。最初は微笑ましく見ていたんです。
けれど夕方になると、決まって彼女は予定を口にします。
「急に用事ができたから、1時間だけ預かって」
そう言って、自分の子だけ置いて出かけてしまう。それが一度や二度ではなく、月に何度も続きました。1時間のはずが、戻るのはいつも2時間後でした。
夕飯の支度をしながら二人分の子を見るのは、思っていた以上に大変です。おやつを分けて、けんかをなだめて、台所とリビングを行ったり来たり。
それでも角が立つのが怖くて、私は「いいよ」と言い続けていました。
(また今日も、なし崩しで預かることになるのかな)
そんなことを思い始めた頃、別の幼稚園のママ友が一緒に遊びに来ている日がありました。三人で世間話をしていた、その夕方のことです。
笑顔の隣のママが、空気を変えた
案の定、彼女はバッグを肩にかけて立ち上がり、買い物に行ってくると言いました。そして当たり前のように、こう付け加えたんです。
「夕飯までうちの子お願い!」
そのまま玄関へ向かおうとします。私はいつものように言葉を飲み込みかけました。
そのとき、隣に座っていたママ友が口を開いたんです。笑顔のまま、けれど声だけは冷ややかでした。
「それ毎回らしいね?」
そして、まっすぐに彼女を見て続けました。
「無料の託児所と勘違いしてない?」
彼女の動きが、ぴたりと止まりました。顔が見る間に赤くなっていきます。
「い、いや、今日はたまたま用事が……」
言い訳をしようとした声は、最後まで続きませんでした。隣のママ友は静かに続けます。
「この子も、ママと一緒にいたいんじゃない?」
その一言で、彼女は完全に黙り込みました。視線を泳がせ、口を開きかけては閉じる。やがて、ばつが悪そうに自分の子の手を取りました。
「……ごめん、今日は連れて帰る」
そう言って、慌てて帰っていったんです。私が何度も飲み込んできた言葉を、彼女は言ってのけました。
残された私と隣のママ友は、思わず顔を見合わせました。
「ずっと我慢してたでしょ。ああいうの、はっきり言っていいんだよ」
そう言われて、肩の力がふっと抜けたのを覚えています。次に園で会ったとき、彼女は私と目を合わせず、小さく会釈して通り過ぎていきました。あれ以来、子を置いて消えることは一度もありません。
「預かって」と当たり前に頼んでくる関係が、いかに歪んでいたか。言ってくれる人がいて、本当によかったです。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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