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「離婚の話は進んでいる」と浮気相手に送っていた夫。徹底的に妻が問い詰めた結果

「離婚の話は進んでいる」と浮気相手に送っていた夫。徹底的に妻が問い詰めた結果
風呂まで持ち込むスマホ
結婚して数年。
穏やかだったはずの真面目な夫が、ある時期からスマホを手放さなくなった。画面はいつも下向きで、入浴中まで持ち込む。
「なんでお風呂にまでスマホ持っていくの?」
「仕事の連絡だよ。気にしすぎ」
問いかけるたび、夫は同じ言葉で打ち返してきた。
「最近、画面ばっかり見てるよね」
「疑いすぎだって。考えすぎだよ」
そう言われると、これ以上は踏み込めなかった。考えすぎなのかもしれない。自分にそう言い聞かせて、私は飲み込んだ。
違和感が確信に変わったのは、子どもの写真を送ろうとした時だった。
夫のスマホを借りた瞬間、画面の上に通知が滑り込んできた。
「早く会いたいな」
知らない女性の名前。指先が冷たくなっていくのが分かった。
画面に並んでいた二枚舌
震える手でやり取りをさかのぼると、そこには見たくなかった言葉が並んでいた。
「妻にはもう気持ちがない」
「離婚の話は進んでいる」
相手の女性に、夫はそう書き送っていた。
離婚の話など、私たちの間で一度も出たことがない。証拠をすべて保存し、私はその夜、夫の前に座った。
「この人、誰なの?」
夫はちらりと画面を見て、軽い口調で言い切った。
「ただの友達だよ」
私はスマホの画面を、静かに彼のほうへ向けた。そして、保存しておいたやり取りを開いて見せた。
「じゃあ聞くけど」
「相手には離婚進行中って伝えてるよね?」
夫の顔から、すっと色が引いた。
「いや、それは……言葉のあやというか」
「『妻にはもう気持ちがない』も言葉のあや? 私、離婚なんて一度も聞いてないんだけど」
口を開きかけて、夫は言葉を飲み込んだ。さっきまでの余裕は、もうどこにもない。
「友達なら、なんでこんな嘘をその人につくの。説明して」
夫は何も言えず、ただ黙り込んだ。逃げ場をふさがれた人間の沈黙だった。
嘘の終わりに選んだ道
「友達だ」と言い張れば押し切れると思っていたのだろう。けれど、本人に向けた言葉と私に向けた言葉が、まるで違っていた。その二枚舌を、私はもう見逃せなかった。
あれだけ「疑いすぎだ」と私を責めていた人が、今は一言も反論できずにうつむいている。立場は、完全に入れ替わっていた。
「これ以上、嘘をつかれ続ける結婚は無理。終わりにしよう」
そう告げた時、私の声は不思議なほど落ち着いていた。引き留める言葉も、夫の口からは出てこなかった。
信頼は、もう戻らなかった。それでも、嘘の中で笑い続ける毎日を終わらせられて、私の胸はずっと軽くなっていた。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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