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「どんなコネ使ったの?」高卒の私の内定を喜んでくれない祖母。だが、従兄の言葉で態度が一変

「どんなコネ使ったの?」高卒の私の内定を喜んでくれない祖母。だが、従兄の言葉で態度が一変
内定の報告に返ってきた一言
半年かけて筆記の勉強をして、面接の想定問答を何十枚も書きためた。
第一志望の会社から内定をもらえた日、私は真っ先に田舎の祖母に電話をかけた。
離れて暮らしているのに、なぜか身内の情報を聞きつけるのが誰より早い人だった。喜んでくれると思っていた。
「どんなコネ使ったの?」
祖母の第一声がそれだった。ねぎらいの言葉は、ひとつもなかった。
「お友達の親御さんのツテ?」
「親戚のおじさんの紹介とか?」
畳みかけるように続く。私が高卒だったこともあるのだろう、まるでズルをして入り込んだみたいな言い方だった。
「自分で受けて、自分で受かったんだよ」
そう言っても、祖母は「ふうん」と気のない返事をするだけ。私は適当な理由をつけて電話を切り、しばらく受話器を握ったまま動けなかった。
親戚の集まりで覆った偏見
それ以来、祖母の前で仕事の話はしないと決めた。親戚の集まりでも、私はめっきり口数が減った。
転機は、入社して二年が過ぎた法事だった。同じ会社の採用に関わる部署で働く、母方の従兄が同席していたのだ。祖母はまた私を見て言った。
「この子、コネで入った会社、まだ続いてるの?」
すると従兄が、湯呑みを置いて静かに口を開いた。
「うちの会社、コネ採用なんてないですよ。あの年の高卒枠、何十人受けて受かったの数人です」
祖母の頬がぴくりと動いた。
「この子、実力で受かったんです。しかも今、同期で一番に主任を任されてるって、人事のほうでも評判ですよ」
祖母は何か言いかけて、口をつぐんだ。視線が宙をさまよい、そのまま私から目をそらした。
周りの叔母たちが「へえ、すごいじゃない」と口々に言い、場の空気がふっとこちらに傾いた。祖母はお茶をすするふりをして、それきり黙ってしまった。
「やっと、信じてもらえましたか」
私が静かにそう言うと、祖母は小さくうなずいただけだった。あれだけ饒舌だった人が、ひとことも言い返してこなかった。
その日を境に、祖母は私の仕事に余計な口を挟まなくなった。法事の帰り際には、めずらしく「体に気をつけてね」とだけ、ぽつりと声をかけてきた。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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