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「本当に良い旦那さんねー」と義両親たちに褒められてる旦那。だが、自宅での振る舞いに絶句

両親に毎回褒められる夫
結婚して数年、3歳になる息子を育てている。夫は同い年の会社員で、外ではよく気が利く優しい人。
実家に顔を出すたび、私の両親はうれしそうに言う。
「本当に良い旦那さんねー」
両親だけじゃない。職場の私の同僚に会えば、にこやかに挨拶し、重い荷物があればすかさず手を出す。義実家でも気が利くと褒められっぱなしだ。共通の友人夫婦と食事をすれば、率先して取り皿を配り、子供がいる家庭にはおもちゃまで気を回してくる。
誰の目から見ても、私は気遣いのできる旦那さんと結婚できた幸運な妻だった。少なくとも、玄関の扉が閉まるまでは。
家に入った瞬間に始まる丸投げ
家に一歩入った瞬間、夫は別人になる。脱いだスーツのジャケットはソファに投げ、靴下はその辺に丸めて捨てる。
夕食を食べた皿はテーブルに置きっぱなし、飲み終わった空き缶もそのまま。お風呂の脱衣所には脱いだ下着が裏返しに転がっている。子供のおもちゃをまたいでテレビの前まで一直線、リモコンを握ったら朝までソファから動かない。
「これ片付けてって言ったよね」
「あー、ごめんごめん、後で」
そう言って後でやったためしは一度もない。子育ても完全に丸投げだった。
夜泣きで私が起きても夫はいびきを掻いて寝ている。休日にお風呂を頼んでも、息子と数分浸かってすぐ上がってくる。
離乳食を作る間も、保育園の連絡帳を書く間も、夫は隣でスマホを眺めているだけ。息子が転んで泣いても、テレビから目を離さずに「ママ呼んできな」と言う。
家事も育児も、一切が私の仕事になっていた。
たまに「ちょっと手伝って」と頼むと、決まって返ってくる言葉がある。
「外で気を遣ってる分、家では休ませてよ」
その理屈で、休日は朝から晩までソファの上の人になる。
誰にも信じてもらえない本性
限界が近づいて義母にそれとなく愚痴ったら、笑って返された。
「あんなに優しい子なのに、家でだけわがままなのねー」
外面だけ完璧な人だと、誰にも本気で信じてもらえない。
私の両親に至っては、会うたびに必ず「いい人と結婚できて良かったわね」を繰り返す。同僚に話せば「うちもそうよ」と笑い、ママ友に打ち明けても「優しそうな旦那さんなのに意外」で終わる。
私は曖昧に笑うことしかできなくなった。
家ではただの大きな子供を抱えている。それを誰にも分かってもらえないまま、靴下と空き缶を片付ける毎日が続く。
両親の絶賛を聞くたび、笑顔で頷きながら胃の奥が重くなった。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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