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「合鍵ってあくまで緊急時用ですよね」勝手にクローゼットを開ける義母→問い詰めた義母の言い分に思わず言葉を失った

玄関に並んでいた見覚えのある靴
結婚して数年経った頃の話です。
義母は基本的に悪気のないタイプで、最初は心配性なだけだと思っていました。
でも家のなかへ踏み込む距離感の近さが、だんだん怖くなってきたんです。
冷蔵庫を勝手に開ける、シンクの洗い物を勝手に始める。
注意すると「気がきかなくてごめんね」と笑顔で謝るのに、次の週には同じことを繰り返していました。
その日、私は残業を終えて夜の8時過ぎに帰宅しました。
玄関のドアを開けた瞬間、見慣れない靴が並んでいて足が止まったんです。義母の靴でした。
夫はまだ帰っていないはず。
スマホを確認しても、今日来るという連絡は一切ありませんでした。
合鍵を渡したのは緊急時のためで、私の不在中に上がってもいいとは一度も言っていません。
嫌な予感がしてリビングに入ると、義母は寝室にいました。私のクローゼットの前にしゃがみ込み、ハンガーの服を1枚ずつ手に取って、襟元を電気にかざしていたんです。
スキンケアの残量まで管理されていた
驚いて声を絞り出しました。
「どうしたんですか」
義母は振り向きもせず、満面の笑みでこう答えたんです。
「似合う色見てたのよ」
あなた最近疲れてるみたいだから、と笑顔で続けられて、私は言葉が出ませんでした。
下着の引き出しまで少し開いている形跡があって、足元から血の気が引いていきました。
「合鍵ってあくまで緊急時用ですよね」
声が震えました。
義母はきょとんとした顔で、「だって私もう家族でしょ」と笑ったんです。
何かが決定的にずれている、そう感じました。
その日はそれだけでは終わらなかったんです。
義母は洗面所に移動し、私の化粧水のボトルを傾けながら声を上げました。
「これもうすぐなくなるわよ。あなた最近肌がくすんでるから、私が使ってるの持ってきてあげる」
背筋に冷たいものが走りました。
服も、化粧品も、生活の細部までこの人に把握されている。心配ではなく管理だと、ようやく気づいた瞬間でした。
今までのアポなし訪問はすべて、留守中の点検だったのかもしれません。
その夜、帰宅した夫に状況を伝え、合鍵を返してもらうこと、アポなし訪問を禁止することを決めました。
最初は渋っていた夫も、下着の引き出しの話を聞いて顔色を変えました。義母は不満そうな声で何度も電話をかけてきましたが、ルールは曲げませんでした。
距離を置いた今、関係はむしろ穏やかです。
ただ、あの夕方クローゼットの前にしゃがんでいた笑顔だけは、何年経っても忘れられません。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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