Share
「今日のランチ、楽しかったね」私だけ知らないママ友の集まり。だが、ママ友に初めて伝えた本音

「今日のランチ、楽しかったね」私だけ知らないママ友の集まり。だが、ママ友に初めて伝えた本音
写真を見て初めて知ったランチ
子どもを通じて知り合ったママ友たちとは、送り迎えのあとに立ち話をしたり、時間が合えばお茶をしたりする仲でした。
連絡用のグループもあり、子どもの行事や公園で遊ぶ予定など、普段はそこでやり取りしていました。
ある日の午後、そのグループに一枚の写真が届きました。
見慣れたママ友たちが、レストランのテーブルを囲んで笑っています。
「今日のランチ、楽しかったね」
そんな言葉と一緒に投稿された写真を見て、私は少し戸惑いました。ランチの話を聞いた覚えがなかったからです。
最初は、たまたま会った流れで食事をしたのかもしれないと思いました。誰とでも毎回一緒に行動する必要はありませんし、私だけ誘われないことがあっても仕方がありません。
ところが、それから似たことが何度か続きました。私の知らない集まりの写真が、終わったあとになって同じグループへ投稿されるのです。
「たまたま予定が合っただけだよ」
一度そう言われたこともあり、私は深く考えないようにしていました。
それでも回数が重なると、偶然なのかもしれないと思う一方で、写真を見るたびに複雑な気持ちになるようになりました。
初めて言葉にした違和感
ある日、公園から帰ろうとしたとき、少し離れた場所でママ友たちが次のランチについて話しているのが聞こえました。
私が近づくと、会話はふっと止まりました。
その瞬間、これまで飲み込んできたことを、一度だけ伝えてみようと思いました。
「正直不愉快なんでやめてくれませんか」
相手たちは驚いたようにこちらを見ました。
「誘われないことを責めたいわけじゃないんです。でも、私が知らない集まりの写真だけあとから見るのは、正直つらいです」
少し沈黙があったあと、一人が「そんなふうに感じてたんだ」と小さく言いました。
「別に仲間外れにするつもりじゃなかったんだけど……」
私は、その言葉が本当かどうかを確かめようとは思いませんでした。
「分かりました。ただ、私は少し距離を置きますね」
そう伝えると、その場ではそれ以上話は続きませんでした。
その後も子ども同士は変わらず遊んでいますが、私は必要以上にママ友の集まりへ合わせようとしなくなりました。
誰かと無理に同じ輪にいるより、気を遣わずに過ごせる距離を選ぶほうが、私には合っていたのだと思います。
※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた20代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
ほかの小説も読む
CHARACTERS
登場人物から探す
THEME
テーマ・シチュエーションから探す
ENDING
結末から探す
最も人気の短編小説
もっと見る >スカッとする短編小説
もっと見る >モヤモヤ短編小説
もっと見る >ゾッとする短編小説
もっと見る >LINEの短編小説
もっと見る >実体験をもとにした短編小説
もっと見る >恋愛トラブル
もっと見る >ハラスメント
もっと見る >金銭トラブル
もっと見る >浮気・不倫
もっと見る >迷惑
もっと見る >仕事のトラブル
もっと見る >非常識
もっと見る >LINE誤爆
もっと見る >思わず気持ちが晴れた「スカッと」
思い出しても背筋が凍る「ゾッと」
その感情を、物語にしませんか。
GLAMでは、あなたのリアルな体験エピソードを
お待ちしています。

GLAM Lifestyle Editorial
編集部
日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
Feature
特集記事


