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「何か手伝えるかと思って」呼んでいないのに、なぜかいた女性。だが、投稿された写真を見て気づいた違和感とは

「何か手伝えるかと思って」呼んでいないのに、なぜかいた女性。だが、投稿された写真を見て気づいた違和感とは

保護猫の投稿を気にしていた友人

10年来、親しくしている男性の友人がいます。

ご家族で保護猫の活動をしていて、行き場をなくした猫を見つけると、休みの日にも様子を見に行くような人でした。

私には、もう一人、女性の友人がいます。

彼女も動物が好きで、以前から男性の活動に興味を持っていました。

「本当に猫のために動いてるんだね」

「私にも何か手伝えることがあったらいいのに」

そんな話を何度かされたことがあります。

ただ、二人が直接連絡を取り合うほど親しいわけではありません。私を通じて顔と名前を知っている程度でした。

ある日、男性がSNSに、山の近くで痩せた野良猫を見かけたという投稿をしました。

写真には山道や周囲の景色も写っていて、その地域を知っている人なら、おおよその場所は見当がつきそうでした。

数日後の朝には、

「今日は友人ともう一度見に行ってきます」

と投稿していました。

私は「無事に見つかるといいね」とメッセージを送りました。

ただ、その投稿は協力者を募集するものではありませんでした。猫は大勢で近づけば警戒しますし、慣れない人が山道に入るのも危険です。

男性も以前から、必要な人数だけで捜すようにしていると話していました。

山の入り口に立っていた女性

その日の夜、男性から連絡がありました。

「今日、ちょっと驚いたことがあってさ」

聞けば、山道の入り口に女性の友人が立っていたというのです。

彼女は朝の投稿を見て、以前の写真に写っていた景色などから場所を推測したようでした。

「猫を探すなら、何か手伝えるかと思って」

そう話したそうです。

善意だったのだと思います。

ただ男性は、今日は友人と二人で捜す予定だから大丈夫だと伝え、山の中へは一緒に入らなかったそうです。

「気持ちはありがたいけど、募集してないのに先に来て待ってたから、ちょっとびっくりしたよ」

私はその話を聞いたとき、行動力のある子だからな、と半分は納得していました。

ところが数日後、男性がその日の活動記録として何枚か写真を投稿しました。

何気なく見ていた私は、一枚の写真で指を止めました。

それは、男性たちが車を停め、山の入り口へ向かい始めたころに撮った写真でした。

道の少し先に、見覚えのある服を着た女性の姿が小さく写っていたのです。

女性の友人でした。

男性が彼女に声をかけたのは、そこからさらに先にある山道の入り口だったと聞いています。

つまり彼女は、入り口でたまたま男性たちを見かけたのではなく、少なくとも彼らが山へ入る前から現地に来ていたことになります。

「手伝えることがあるならと思った」

その気持ちに嘘はなかったのだと思います。それでも、募集されてもいない場所を写真から探し、本人たちより先に現地へ来て待っていた。

そこまで考えると、私は少しだけ落ち着かない気持ちになりました。

善意であっても、相手との距離の取り方は別の話なのかもしれません。

あの写真を見るたびに、今でもそんなことを考えます。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。

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