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「年収って、どれくらいなんですか」異動してきた私に質問を重ねた同僚。だが、私が伝えた一言で態度が一変

「年収って、どれくらいなんですか」異動してきた私に質問を重ねた同僚。だが、私が伝えた一言で態度が一変
給与の話から始まった、少し答えにくい質問
以前勤めていた会社で、別の部署へ異動したときのことです。
新しい席の隣には、私より少し年下の男性社員が座っていました。
挨拶をすると、彼は気さくに話しかけてくれました。
「前の部署って、残業多かったですか?」
彼自身も別部署への異動を考えているらしく、仕事内容や手当について知りたかったようです。そんな流れで、しばらくするとこんな質問が出ました。
「ちなみに、年収ってどれくらいなんですか?」
少し驚きましたが、理由がまったく分からないわけではありませんでした。
部署によって残業時間や手当が違う会社だったため、実際の待遇が気になっていたのでしょう。
私は具体的な金額には触れず、「前より残業が減ったので、そのぶん少し変わりましたよ」とだけ答えました。
ところが、それをきっかけに彼から聞かれることが少しずつ増えていきました。
「結婚されてるんですか?」
「実家はこの辺なんですか?」
「休みの日って、誰かと出かけたりします?」
どれも雑談の範囲といえばそうなのですが、まだ知り合って間もない相手です。
ひとつ答えると、その答えからさらに質問が続きます。
彼はもともと人と話すことが好きらしく、私だけではなく周囲の人にもよく声をかけていました。
悪意があるようには見えません。ただ、私にとっては少し距離が近すぎました。
「そこから先は、もう少し仲良くなってからで」
ある昼休み、二人で食事をしていたときのことです。
家賃の話から、今度は貯金について聞かれました。
「毎月、どれくらい貯めてるんですか?」
そこで私は、笑いながら答えました。
「そこから先は、もう少し仲良くなってからでお願いします」
彼は一瞬黙ったあと、「あ、確かに。すみません」と笑いました。
それ以上、その場で謝罪が続くこともありませんでした。
昼休みが終われば、いつも通り仕事に戻りました。
ただ、それ以降はお金や家族について細かく聞かれることがほとんどなくなりました。
代わりに、仕事の進め方や近所の昼食のお店など、気軽に話せる話題が増えていきました。
しばらくは少しだけ会話がぎこちない時期もありましたが、仕事で困ったときには互いに声をかける程度の関係になりました。
人によって、どこまでを雑談と感じるかは違います。相手に悪気がなくても、自分が答えにくいなら無理に合わせる必要はないのでしょう。
あのとき軽く伝えておいたことで、その後はかえって気楽に話せるようになりました。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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