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「本当は一言お願いしているんです」コンビニのトイレに無言で入る客。立ち去る姿に感じた本音とは

「本当は一言お願いしているんです」コンビニのトイレに無言で入る客。立ち去る姿に感じた本音とは
深夜のコンビニに入ってきた男性
仕事帰りに立ち寄った、深夜のコンビニでのことです。
温かい飲み物を選び、レジで会計を待っていると、一人の男性が入ってきました。
男性は商品棚には向かわず、まっすぐ店の奥へ進んでいきます。
その先にあるのは、店内のトイレでした。
トイレの扉の横には、大きくはありませんが、はっきりと読める文字で張り紙がありました。
「トイレをご利用の際は、スタッフまでお声がけください」
私も以前に利用したことがあったため、この店では先に店員へ声をかけることになっていると知っていました。
しかし男性はレジに立ち寄らず、そのままトイレの扉を開けて中へ入っていきました。
張り紙があるのに、そのまま出口へ
しばらくすると、男性がトイレから出てきました。
今度こそ店員にひと言伝えるのかと思いましたが、男性はレジのほうを見ようともしません。
飲み物やお菓子を手に取ることもなく、まっすぐ出口へ向かっていきます。
店員は別のお客さんの会計をしていたため、その場を離れられませんでした。
男性は最後まで何も言わず、自動ドアの向こうへ出ていきました。
買い物をしなかったことよりも、利用前に声をかけるよう書かれているのに、それを気にする様子さえなかったことが引っかかりました。
店員の諦めたようなひと言
男性が立ち去ったあと、店員はトイレの方向を一度見て、小さく息をつきました。
会計の際、私は気になって尋ねました。
「あの張り紙、利用する前に声をかけてほしいという意味ですよね」
「はい。本当は一言お願いしているんですけどね」
店員は困ったように笑いました。
「気づかずに入る方もいますし、分かっていても声をかけない方もいるので…」
注意しないのかとも思いましたが、深夜の店内を一人で担当している様子では難しいのでしょう。
男性が張り紙を本当に見ていたのかは分かりません。急いでいて、目に入らなかった可能性もあります。
それでも、出てきたあとに「借りました」のひと言くらいは伝えられたはずです。
店員の諦めたような表情を見ていると、こうしたことは一度や二度ではないのだろうと感じました。
ルール違反だと責めるほどのことではないのかもしれません。けれど、店側からの小さなお願いが当然のように無視された光景に、私はなんともいえないモヤモヤを抱えたまま店をあとにしました。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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