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「実は、二人に相談したいことがあるの」産後の見舞いにきてくれた義母。だが、信じられない相談に絶句

「実は、二人に相談したいことがあるの」産後の見舞いにきてくれた義母。だが、信じられない相談に絶句
出産翌日の病室で切り出された話
二人目を出産した翌朝のことです。
まだ体のあちこちに痛みが残る中、私は病室のベッドで、生まれたばかりの我が子を抱いていました。
面会時間になると、夫と義母が一緒に病室へやってきました。
「おめでとう。よく頑張ったわね」
義母は花を飾り、赤ん坊の顔を見ながら、うれしそうに目を細めます。その姿を見て、私もようやく肩の力を抜くことができました。
ところが、しばらくすると義母は椅子に座り直し、急に声を落としたのです。
「実は、二人に相談したいことがあるの」
義母が話し始めたのは、夫の弟が学生時代に借りた奨学金についてでした。
義弟はすでに就職していましたが、収入が安定せず、返済が苦しいと義母に相談しているそうです。
「あなたたちは共働きだし、これから少しずつ払ってあげられないかしら」
思いがけない言葉に、私は何も返せませんでした。
こちらは二人目が生まれたばかりです。
これから育児用品や保育料など、出費が増えていくことは分かりきっていました。
それでも義母は、私の沈黙を迷っているだけだと思ったのでしょう。
「全部とは言わないの。毎月少しでいいから。家族なんだから、困っているときは助け合わないと」
赤ん坊を抱く腕に、無意識に力が入ります。
「うちの子どもたちのお金を優先する」
すると、そばで黙って聞いていた夫が口を開きました。
「母さん、その話は前にも断ったよね」
穏やかだった夫の声が、はっきりとしたものに変わります。
義母は困ったように夫を見ました。
「でも、弟が大変なのよ。少しくらいなら出せるでしょう?」
「出せるかどうかじゃない。弟が借りたものは、まず弟自身が返済方法を考えるべきだよ」
夫はそこで一度言葉を切り、私と赤ん坊に目を向けました。
「それに、出産したばかりの妻がいる病室でする話じゃない。俺たちは、これからこの子たちに必要なお金を優先する」
義母は納得できない様子で、「家族なのに」と小さくこぼしました。
しかし、夫は態度を変えませんでした。
「家族だからこそ、別の世帯のお金を勝手に当てにしないでほしい。弟が困っているなら、返済先への相談や家計の見直しを手伝う。でも、俺たちが代わりに払うことはしない」
しばらく沈黙したあと、義母は「分かったわ」とだけ答えました。
病室を出る前、義母は少し気まずそうに私へ会釈しました。夫も義母を見送りに、いったん廊下へ出ていきます。
戻ってきた夫は、ベッドのそばに座りました。
「産後すぐに、嫌な思いをさせてごめん。あの話は、もう気にしなくていいから」
その言葉を聞いた瞬間、張りつめていた気持ちがほどけました。
ただ義母を怒鳴って追い返すのではなく、できることとできないことを明確に伝えてくれた夫。その姿を見て、この人となら家族を守っていけると、あらためて思った朝でした。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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