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「お宅の世帯年収、いくらなの」収入や習い事で見下してくるママ友。だが、別のママ友が救ってくれた瞬間

マウントが止まらないママ友
子どもが同じ保育園に通う、ママ友の集まりでのことです。その中心にいる一人が、いつも会話の主導権を握っていました。
「お宅の世帯年収、いくらなの」
知り合って間もない私に、彼女は平然とそう聞いてきました。
答えに詰まっていると、あとは自分の話ばかり続けます。
「うちは主人が大手勤めだから。子どもも習い事、もう五つはやらせてるのよ」
マイホームの広さ、夫の役職、通わせている教室の数。彼女の自慢話は、なかなか止まりませんでした。
私が何か質問しても、彼女だけは決まって聞こえないふりをします。
グループのやり取りでも、私が投げかけた話題はいつも素通りされました。
「そういう家庭で育つと、やっぱり違うわよね」
見下すような言葉に、その場の空気は少しずつ沈んでいきました。
それでも誰も、彼女に逆らおうとはしなかったのです。
行事のたびに、彼女は誰かを引き合いに出しては優劣をつけました。持ち物や服装、送り迎えの車にまで口を出してきます。
そのたびに私は、返す言葉を静かに飲み込んでいたのです。
別のママが上げた声
問題が起きたのは、園の行事の役員を決める日でした。
誰もが引き受けたがらない、負担の大きな係が最後に残っていたのです。
「それ、あなたがやってくれるよね」
彼女は当然のように、私を指名しました。
「ほら、お宅は融通が利きそうだし。うちは習い事の送迎で、それどころじゃないの」
反論できずにうつむいていた、そのときでした。
少し離れた席にいた別のママが、静かに口を開いたのです。
「一人に押し付けるのは、おかしいよ」
凛とした声に、彼女の表情がこわばりました。
「みんな仕事も家庭も、事情は同じでしょう。順番に分担すればいいだけの話だよね」
周りのママたちが、次々にうなずき始めました。
「そうよね」「私も少しなら手伝える」と、あちこちから声が上がったのです。
いつも一方的に喋っていた彼女は、言い返す言葉を探すように口を開きかけ、けれど何も出てきません。
頬を赤らめ、やがて視線を落として黙り込んでしまったのです。
「はっきりして、よかったです」
役員はその場で、公平に割り振られました。
彼女ももう、私だけを名指しすることはできませんでした。
それ以来、私は無理にあの輪へ加わるのをやめました。
会えば挨拶を交わす、それくらいの距離がちょうどいいと気づいたのです。
あれほど大きかった彼女の声も、今は私の前ではすっかり小さくなりました。すれ違うと、気まずそうに目をそらすようになったのです。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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