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「連絡先だけでも交換しなよ」と合コンで彼氏を紹介した親友。だが、裏切っていた親友の本性に別れを決意

「連絡先だけでも交換しなよ」と合コンで彼氏を紹介した親友。だが、裏切っていた親友の本性に別れを決意
アシストしてくれた親友
その彼とは、半年前の合コンで出会った。
気の合う相手がいなくて隅で飲み物を眺めていた私に、グイグイ間を取り持ってくれたのが、隣に座った親友だった。
「あの人、絶対あなたと合うって。連絡先だけでも交換しなよ」
その一言がなければ、たぶん何も始まらなかった。だから付き合い始めてからも、私は彼女に頭が上がらなかった。
交際中の相談にも、いつも乗ってくれた。
彼の好きな食べ物、機嫌が悪いときの対処法、記念日の店選び。なぜか彼女は、私より彼に詳しかった。
「あの人、辛い物が苦手だから気をつけなよ」
そう助言されたとき、付き合っている私さえ知らない情報だった。それでも私は「頼りになるなあ」と笑っていた。今思えば、詳しすぎたのだ。
盗み見たメッセージ
違和感が確信に変わったのは、彼のスマホの通知がやけに弾む夜だった。彼が席を立った隙に、画面のメッセージアプリを開いた。手が震えていた。
そこには、親友とのやり取りが並んでいた。絵文字だらけの、恋人のようなトーク。私の知らない二人がそこにいた。
後日、二人を呼び出した。彼女は悪びれもせず、口角を上げてこう言った。
「彼、私の方が好きだって」
私は動揺を顔に出さなかった。
ここで泣いたら、彼女の思うつぼだと分かっていたから。代わりに、静かに二人を見比べてから口を開いた。
「そう。じゃあ二人とも、もういらない」
彼女の笑みが、わずかに固まった。
彼が「待てよ」と腰を浮かせたが、私はもう席を立っていた。
残されたのは二人
共通の友人は多かった。
私が何も言わなくても、経緯はすぐに伝わった。人の彼氏を半年がかりで奪った親友の二面性は、グループの中で静かに広まっていった。
誘っても誰も来なくなった、と人づてに聞いた。彼女は彼を選んだはずなのに、その彼ともすぐに別れたらしい。
「私の方が好き」と笑った相手に、残ったのは何もなかった。
飲み会で偶然見かけたとき、彼女は気まずそうに目を逸らした。あれだけ饒舌だった人が、私に一言もかけられずに早々と帰っていった。残ったグラスだけが、テーブルにぽつんと置かれていた。
「ねえ、本当は何があったの?」と探りを入れてくる人もいたけれど、私は笑って答えなかった。事実は、もう周りが知っていたから。
私はといえば、半年後に新しい人と出会った。回りくどい駆け引きをしない、まっすぐな人だった。
「あのとき動じなくて、よかったね」
そう言って笑う彼の隣で、私はやっと心から息ができた気がした。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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