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「褒め合うのやめない?」ママ友の集まりでぶつけられた本音→他のママ友たちと心から笑えたワケ

「褒め合うのやめない?」ママ友の集まりでぶつけられた本音→他のママ友たちと心から笑えたワケ
褒め合いの会が苦手だった
子どもがまだ小さかった頃、近所のママたちとの集まりが、月に何度かあった。
「その服、すごく可愛いね」
「えー、〇〇さんこそ、いつも可愛いもの持ってるよね」
会うたびに、誰かが誰かを褒める。それが、お決まりの流れだった。
本音なのか、社交辞令なのか、私にはまるで読めなかった。褒められたら褒め返さなくてはいけない。その空気に合わせるのが、正直しんどかった。
「〇〇さんのバッグも、素敵じゃない?」
急に話を振られて、私はとっさに笑ってごまかした。表では笑顔で褒め合って、心の中ではどう思っているんだろう。そう考えると、どっと疲れた。
だから集まりが始まると、私はそっと輪を抜けて、気の置けない別のママのところへ移動するのが癖になっていた。
年長ママの一言
そんなある日の集まりだった。いつものように褒め合いが一巡し、場がふわふわとした空気に包まれていた。
そのとき、グループでいちばん年上のママが、ふっと笑って口を開いた。
「ねえ、褒め合うのやめない?疲れるでしょ正直」
場が、しんと静まり返った。誰もが、言葉を失ったように固まっている。私も思わず、抜けかけた腰を止めて振り返った。
まずい空気になるかと、ひやりとした。けれど次の瞬間、別のママが、こらえきれないように吹き出した。
「……ふふっ、実は私も、ずっと思ってた」
その一言で、張り詰めていた空気が、ぱっとほどけた。
本音で笑える会になった
「私も、褒めるネタ探すの大変だったの」
「わかる、毎回それで頭使ってたよね」
「正直、褒められても、お返しのこと考えちゃってた」
堰を切ったように、あちこちから本音がこぼれ出した。みんな、同じことを感じていたのだ。誰も口に出せなかっただけで。隣のママと顔を見合わせて、私も思わず笑ってしまった。
「じゃあもう、無理に褒めるの、なしね」
年長ママがそう言うと、全員がほっとしたように笑った。
その日から、集まりの空気はがらりと変わった。「可愛いね」の代わりに、こんな会話が飛び交うようになった。
「今週、ほんとしんどかった〜」
「うちも。子どもの夜泣きで寝てないよ」
愚痴を言い合っては、げらげらと笑う。誰かを持ち上げる必要も、合わせる必要もない。
私はもう、輪をそっと抜け出すことはしなくなった。気づけば、いちばん前のめりで愚痴をこぼしている。
「みんなと話すの、楽しい」
取り繕った褒め言葉より、しんどさを分け合える笑い声のほうが、ずっと心地よかった。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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