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【虫の知らせ】夜中2時にいきなり目覚めた小学生時代→母危篤の電話と完全一致した瞬間

【虫の知らせ】夜中2時にいきなり目覚めた小学生時代→母危篤の電話と完全一致した瞬間
普段は朝まで爆睡の小学5年が、その夜だけは
もう50年ほど前の話になる。
当時の私は小学5年生で、寝つきも寝起きも極端にいい子どもだった。
布団に入れば朝までぐっすり、母に叩き起こされて学校へ送り出されるのが日常で、夜中に自分から目を開けた記憶は本当に一度もない。
「夜中2時にいきなり目が覚めた」
あの晩だけは、なぜか自然と瞼が開いた。枕元の時計を見ると、針はちょうど2時を指している。
喉が渇いたわけでも悪い夢を見たわけでもなく、ただ胸の奥が薄く騒ぐような感覚だけがあった。
布団から半身を起こすと、廊下の向こうにぼんやりと明かりが漏れている。
普段ならとうに寝静まっている時間に、誰かが居間で起きている気配がした。
居間で待ち構えていた祖母と叔父の沈んだ顔
足音を立てずに居間まで歩くと、祖母と親戚の叔父が向かい合って座っていた。
テーブルには湯のみが二つ置かれ、二人は低い声で何かを話している。
私に気づいた祖母が振り向きざまに笑ってみせたが、いつもの笑顔とは明らかに違っていた。「眠れんかったんか」と短く言われ、叔父からは「もう寝とけ」とだけ返ってきた。
母は前年から病気で療養中だったが、その日も別の場所で静かに寝ているはずだった。
前夜の就寝前に「今夜が山かもしれない」と聞かされた記憶はまったくない。
だから二人が深夜2時に起きて待ち構えている理由が、子どもの私にはまったく飲み込めなかった。立ち尽くしていると、突然、家の電話が夜の静けさを切り裂くように鳴った。
祖母がさっと立ち上がり、受話器を取る。短いやり取りのあと振り返った祖母の顔から、血の気が引いていくのが子ども心にもはっきりと分かった。
療養先からの電話で、39歳の母が息を引き取ったと告げられた瞬間だった。
50年経っても答えは出ていない、あの目覚め
自分が起きた時刻と電話の符合が、子どもながらにただの偶然とは思えなかった。母が最後に呼んでくれたのではないか、何かを伝えに来たのではないか。
そんな考えが頭から離れず、しばらくは布団の中で何度もあの2時を反芻した。
大人になってから、人の記憶は後から都合よく整えられるものだと頭では理解できるようになった。本当に時計が2時ちょうどを指していたのか、祖母と叔父はどこから連絡を受けて起きていたのか、いまとなっては確かめようがない。
それでも50年経った今でも、あの一連の符合だけは説明のつかない出来事として胸に残り続けている。母からの最後のサインだったのではと考える夜が今もあるが、そう信じているというだけで、本当のところはいまも答えが出ないままだ。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、60代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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