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「うちの主人、外車2台買ったの」とマウントばかりにママ友。だが、夫から聞いたママ友の正体に絶句

会うたびに繰り返された夫自慢と車自慢
子どもが小学校に上がった年、同じクラスの保護者として知り合ったのがそのママだった。最初の保護者会の立ち話から、彼女は自分の家庭の話を矢継ぎ早に披露してきた。
話題はだいたい二択で、ご主人の勤め先と、駐車場に並んでいる車のことだ。送迎で顔を合わせると、必ずどちらかの話が始まる。
「うちの主人、外車2台買ったの」
下のグレードに乗り換えた話、輸入車のディーラーで担当者から特別扱いされた話、夫の役職が一段上がった話。
聞き役の私には、いつも口角だけ上げた笑顔と、上から見下ろすような細めた視線が向けられていた。我が家の話を聞かれることはほとんどなく、聞かれたとしても「ふーん」で会話が終わる。
夫の仕事を尋ねられた時も、私は「会社員です」とだけ答えていた。
詳しく話したらまた値踏みされるだろうと、毎回身構えるようになっていた。会うたびにモヤモヤが積もっていったが、子ども同士は仲が良くて切り離せず、当たり障りなく付き合うしかなかった。家の駐車場の話、ご主人の出張先の話、お小遣いの金額の話まで、聞きたくもない情報が一方的に流れ込んでくる。
こちらが愛想笑いで受け流すたび、彼女は満足そうに頷いて次の話題に移っていく流れが定着していた。
懇親会で社名が一致した夜の翌日
転機は学年保護者の懇親会だった。離れたテーブル越しに、彼女のご主人の勤め先の社名がはっきり聞こえてきた。
聞き慣れた響きだった。家に帰って何気なく夫に伝えると、夫は数秒固まってから口を開いた。
同じ会社の、自分の直属の部下夫婦だった。
社内では真面目で大人しい人だと聞かされ、私はその場で吹き出しそうになった。
家に帰ってあの自慢を繰り返していたのか、と思うと、これまでの違和感が一気に解けた。翌日、送り出しの時間にすれ違ったので、私はさりげなく切り出した。
「うちの主人、お宅のご主人と同じ会社みたい」
具体的な部署名を一つだけ添えた瞬間、彼女の表情がはっきり凍りついた。
少し間を置いてから、目を泳がせながら早口で「あら、そうなんだ」と返したきり、それ以上の会話は続かなかった。その日を境に外車の話も役職の話もぱたりと消え、こちらを見下す細めた視線が、丁寧すぎる愛想笑いに置き換わった。何かを言いつけられないか、内心ヒヤヒヤしているのが手に取るように分かる。今は私の方から距離を取りつつ、必要な連絡だけを淡々と交わす関係に落ち着いている。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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