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「うちもその辺に引っ越そうかと思ってる」と私の引っ越し先についていこうとするママ友。非常識な態度に絶句

「うちもその辺に引っ越そうかと思ってる」と私の引っ越し先についていこうとするママ友。非常識な態度に絶句
コピーされ続けた半年
子供が幼稚園に上がってから一番仲良くなったのが、同じクラスの母親だった。
話しやすいし、子供同士も気が合う。最初の数か月は心地よい距離だった。
違和感が走ったのは、私が新調したバッグを持って登園した翌週。送り迎えで現れた彼女が、寸分違わぬ同じ型のバッグを下げていた。
「偶然かな」と思ったのも一瞬で、似たことが連鎖した。
SNSに載せた我が子の水筒、雑談で漏らした習い事の名前、夏前に変えたばかりの私の髪型まで、二、三週遅れでなぞるように揃えてくる。
指摘するのも変な空気になりそうで、私はだんだん投稿を絞っていった。鍵をかけてからは、よりはっきりした。投稿していない情報まで、彼女はなぜか把握していた。
その流れの中で、彼女のセリフが妙に細かいことに気づきはじめる。
「この前ご主人見かけたよ」
言われたのは平日の昼前だった。夫の勤務先はうちから二駅離れている。
たまたま近くを通った帰りに見かけたのだという。曖昧に笑って受け流したけれど、なぜ顔まで覚えているのかが引っかかった。
夫はSNSにほぼ顔を出さない。それでも彼女は、迷いなく特定できる距離感で話していた。
家族にしか話していなかったのに
決定的にゾッとしたのは、子供を遊ばせていた公園のベンチだった。
我が家は来年の春に向けて引越し先を二か所まで絞り込んでいて、最終候補のエリアは夫と義両親にしか伝えていない。話題に上げた覚えもない。なのに彼女は、ジュースを飲みながら何でもないことのように口にした。
「うちもその辺に引っ越そうかと思ってる」
息が止まった。返事ができないでいる私に、彼女は続けてもう一つ放り込んできた。
「いつも行くスーパーって○○だよね?」
その店は隣の学区にある。週末に夫と寄るだけで、ママ友の前で名前を出した記憶がない。思い返せば、夫の目撃情報、休日の動線、子供の習い事の曜日、家族の体調まで、彼女は会話の端々で当ててきていた。
一つ一つは「偶然」で説明できる。だが束ねた瞬間、誰かにずっと張り付かれていたような感覚に背筋が凍った。
その日の夜、SNSのアカウントを全部非公開に切り替え、送迎の時間も意識してずらした。挨拶だけは普通に返しながら、踏み込まれそうな話題は一切しないと決めた。
「仲良し」だと思っていた半年のあいだに、私はどこまで見られていたのだろう。彼女の笑顔を思い出すたび、家のカーテンを閉める手がいまも少し震える。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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