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「私も今抱えている業務で限界です!」と断っても面倒な業務を丸投げしてくる先輩。ギリギリの私を助けてくれた人物とは

厄介な仕事を私にばかり押し付けるサボり癖のある先輩
「ごめんごめん!これ大至急お願いしたいんだけど、データ入力やってくれない?」
月末で目が回るほど忙しい最中、パソコンの画面に向かって必死にタイピングしている私のデスクに、ドサッと大量の書類が置かれました。
声の主は、社内でもサボり魔として知られている先輩社員です。
自分がやりたくない面倒な業務は、何かと適当な理由をつけては後輩である私に回してくるのです。
「すみません、私も今抱えている業務で限界です!」
「お願い、助けて!君なら仕事が早いからあっという間に終わるでしょ?じゃあよろしく!」
私が反論する間も与えずに、先輩は書類を押し付けると、そそくさと休憩スペースへと向かっていきました。
机に残されたのは、どう考えても理不尽な仕事の山と、どこにもぶつけられない大きなため息のみ。
周囲にいる同僚たちも自分のタスクをこなすのに必死で、完全に見て見ぬふりをしています。
なぜ私ばかりがこんな貧乏くじを引かされるのでしょうか。
押し殺してきた不満が徐々に蓄積され、私のストレスはすでに限界を突破しそうになっていました。
大パニックの修羅場。窮地の私を救った衝撃的な一言
それから数日後、部署全体が巨大プロジェクトの締め切り直前を迎え、社内は誰もが殺気立っているような状況でした。
鳴り止まない電話の音と、飛び交う怒号のような指示。
そんな戦場のような大パニックの中、先輩は懲りずにまた私の席へとやってきたのです。
「ごめんねー、追加でこの資料の集計もお願い!私、これから別のミーティングが入っちゃってるからさ」
先輩の手には分厚い資料が…
いくらなんでも今回ばかりは許せず、怒りのあまり私の手は小刻みに震えていました。
もう我慢の限界だ。そう言ってはっきりと文句を言ってやろうと口を開きかけた、まさにその時です。
「おい。それはお前の仕事だろうが」
低く響き渡る、威圧感のある声。
驚いて声のした方を振り向くと、そこには眉間に皺を寄せた部長の姿がありました。
「えっ、あ、部長……」
「〇〇さんに自分の業務を押し付けるんじゃない!彼女が今、どれだけ自分の仕事で手一杯か見て分からないのか!」
フロア全体が水を打ったように静まり返り、先輩は顔面を蒼白にして完全に固まってしまいました。
いつもフロアの奥で静かにパソコンに向かっている部長は、現場の細かい状況など気にも留めていないとばかり思っていたのです。
しかし、上層部は私たちの働きぶりをちゃんと見ていて、誰が仕事をサボっているのかを正確に把握してくれていました。
「大変申し訳ありませんでした……」
消え入りそうな声で謝罪し、書類を抱えて逃げるように去っていく先輩の背中を見つめながら、私は心の中で大きくガッツポーズをしました。
胸に閊えていたモヤモヤが一気に吹き飛び、言葉にできないほどの爽快感を味わった、一生忘れられない出来事です。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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GLAM Lifestyle Editorial
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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