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「お肉が硬すぎた、お金は払えない」全部食べた後に文句を言う客。だが、店長の対応で私が学んだこととは

食事中は、楽しんでいるように見えた
鉄板料理店でアルバイトをしていたときのことです。
その日は席がほどよく埋まり、私は注文を受けたり、焼き上がった料理を運んだりと店内を行き来していました。
担当したのは、一人で来店したお客様でした。
料理を運ぶと、私の名札を見ながら気さくに話しかけてきます。
「ここに来るのは初めてなんだよ。おすすめはどれ?」
私が人気の料理を説明すると、それを注文してくださいました。
食事の途中で水を注ぎに行ったときには、「ちょっと噛みごたえがあるね」と笑っていましたが、そのまま箸を進めています。
私は軽い感想だと思い、「気になることがありましたら、お声がけください」と伝えて席を離れました。
その後も料理は順調になくなり、空いた皿を下げたときには「ありがとう」と言ってくれました。
ところが、すべて食べ終わったあと、再び私を呼び止めたお客様の表情は、それまでとは違っていました。
「やっぱりお肉が硬すぎた。これじゃ、お金は払えないよ」
私は思わずテーブルを見ました。お皿にはソースが少し残っているだけで、料理はすべてなくなっています。
どう答えるべきか判断できず、「少々お待ちください」と伝えて店長を呼びました。
店長が確認したのは、空になった皿だった
店長はテーブルまで来ると、まずお客様の話を聞きました。それから、空になった皿に目を落とします。
「お肉が硬かったとのことですね。ご意見は今後の参考にさせていただきます」
店長はそう言って頭を下げたあと、落ち着いた声で続けました。
「ただ、お召し上がりの途中でお申し出いただければ、こちらでも状態を確認して対応できました。すべて召し上がったあとのため、申し訳ありませんが、お代は通常どおり頂戴いたします」
お客様は何か言い返そうとしましたが、目の前の空になった皿を見て、しばらく黙っていました。
やがて「まあ、そういうことなら」と小さく言い、財布を取り出します。そのまま会計を済ませ、店を出ていきました。
不満は、その場で確認することが大切だと知った
私はあのとき、お客様が食事を続けていたことで「問題はないのだろう」と決めつけていました。
それ以来、料理について気になる言葉を聞いたときは、軽い感想だと思って流さず、「状態を確認しましょうか」と一度伺うようになりました。
もちろん、料金や返金に関わる話になれば、今でも自分だけで判断せず責任者に相談します。
問題が大きくなってから対応するのではなく、違和感が出た時点で確認する。接客を続けるうえで大切なことを、あの日の出来事から学びました。
※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた20代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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GLAM Lifestyle Editorial
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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